米元特殊部隊関係者を逮捕 記者に機密漏えいの疑い

2026/04/10 更新: 2026/04/10

4月8日、FBIは、米軍特殊部隊の元関係者を逮捕したと発表した。この女性は、記者に機密情報を漏えいしたとして、米スパイ法違反の疑いが持たれている。当局者は、このような行為が国家安全保障を損なうだけでなく、米軍関係者や同盟国を危険にさらすおそれがあると指摘している。

米司法省によると、40歳のコートニー・ウィリアムズは、記者に機密の国防情報を提供した疑いで、連邦大陪審によって起訴された。

ウィリアムズは過去に、ノースカロライナ州フォートブラッグ陸軍基地の特殊部隊で勤務し、最高機密の取扱資格を持っていた。

検察側によると、ウィリアムズは2022年から2025年にかけて、ある記者と頻繁に連絡を取り、通話時間は10時間を超え、180件以上のメッセージのやり取りが確認されている。内容には、米軍部隊の運用や戦術上の詳細が含まれていた。このうち一部は機密の国防情報に当たるとされ、米スパイ法に違反した疑いがある。

裁判所の文書では記者の実名は明らかにされていないが、一部では、この事件は記者セス・ハープ氏の著書『フォートブラッグ麻薬組織』と関連があるとみられている。同書は、軍内の麻薬取引や腐敗問題を告発した内容として知られる。

FBI当局者は、ウィリアムズの行為について「無謀で利己的だ」とし、アメリカの国家安全保障を脅かしただけでなく、米軍関係者や同盟国を危険にさらしたと述べた。

ウィリアムズは連邦裁判所に出廷している。

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