中国中古住宅価格 50カ月連続下落 100都市で下げ幅拡大・新築は上昇

2026/07/02 更新: 2026/07/02

中国の不動産市場は低迷が続いている。市場の実勢をより反映するとされる中古住宅価格は、下落が続いている。最新のデータによると、6月は100都市の中古住宅価格が前年同月比、前月比ともに下落した。これで50カ月連続の下落となり、下落幅も拡大している。  

民間調査機関の中指研究院が7月1日に発表した報告によると、6月の100都市の中古住宅の平均価格は、1平方メートル当たり12,639元(約27万8,000円)で、前の月より0.42%下落した。下落幅は前の月より0.10ポイント拡大した。  

前の月と比べて、価格が上昇した都市は12、下落した都市は88である。主な都市では、上海が0.10%上昇、深圳が0.03%上昇した。  

都市の区分別では、一線、二線、三・四線都市の中古住宅価格は、それぞれ前の月と比べて0.16%、0.46%、0.48%下落した。一線都市の下落幅は前の月より0.01ポイント拡大した。このうち上海は0.10%の上昇を維持し、深圳も0.03%の上昇となった。二線および三・四線都市では、下落幅がそれぞれ0.12ポイント、0.10ポイント拡大した。前年同月と比べると、一線、二線、三・四線都市はいずれも下落している。  

新築住宅は上昇基調、なぜ逆行するのか

一方、新築住宅については、6月の100都市の平均価格は、1平方メートル当たり17,184元(約37万8,000円)で、前の月より0.16%上昇した。  

都市別では、一線都市の新築住宅価格は前の月と比べて0.27%上昇し、前年同月と比べても上昇している。このうち広州、上海、深圳はいずれも前の月と比べて上昇した。二線都市も前の月、前年同月ともに上昇した。一方、三・四線都市は前の月、前年同月ともに下落した。  

また、前の月と比べて価格が上昇した都市は34、下落した都市は57、横ばいは9都市である。  

中古住宅価格は、新築住宅価格に比べて市場の動向を反映しやすいとされる。新築住宅は、土地価格や税制、販売戦略などの影響を受ける一方、中古住宅は実際の取引に基づくためである。  

賃貸住宅については、卒業シーズンの影響で需要が集中した。この結果、50都市の平均賃料は1平方メートル当たり月33.97元(約750円)となり、前の月と比べてわずかに上昇した。一方、前年同月と比べると下落している。  

夏松
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