中国漁業資源が枯渇?「乱獲で、東シナ海に魚はもういない」=農業部
乱獲と環境汚染で中国領海の漁業資源が枯渇の危機に陥っている。中国国営メディアの中央人民ラジオ放送局傘下ニュースサイト「央広網」(14日付)で、中国農業部が「東海(東シナ海)には捕獲できる魚は、もういないというのはすでに事実だ。他の領海も同じような状況がみられる」との見解を示したと報道した。
国際移植大会 中国医師団「臓器狩り」もみ消し図る
臓器移植という生命をつなぐ医療が話し合われる国際会議に、「人道犯罪者の参加」という不信感が残る内容だった。第26回国際移植学会(TTS)大会が香港で開催されたが、臓器の強制摘出問題で非難されている中国が参加した。さらに、前日にはTTS現議長と前議長が参加する中国主体の限定会議が行われた。中国の医師団は「臓器狩り」のもみ消しを図ったとみられている。
高官息子から「報復」うけた美女、最新写真を公開
5年前に、地方高官の息子との付き合いを拒んだことで「報復」を受け、重度のやけどを負った美女が、最近、その姿を自身のミニブログで公開した。その傷跡をさらしたことで、中国のネットではその勇気を称える声が相次いだ。
24日、日中韓外相会談 杭州G20前の中国の事前外交か
日本外務省は22日、第8回日本、中国と韓国の3カ国外相会談を24日東京で行うと発表した。年内、もしくは9月始めに中国杭州市で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20)において、日中および日韓の首脳会談の実現に向けた調整だとみられる。また、中国当局が中国での初開催となるG20において、中国が南シナ海問題で各国からの集中攻撃を避けるための事前外交との見方もある。
鉄鋼・石炭業過剰生産削除、目標達成は非常に困難
中国国家発展改革委員会(発改委)が7月27日に発表した統計によると、6月末までの半年間で、国内鉄鋼業と石炭業が達した過剰生産能力削減規模はそれぞれ1300万トンと7227万トンとなった。当局が設定した通年削減目標の4500万トンと2億5000万トンの30%を下回った結果となり、12月までに残りの70%を達成するのは難しいとみられる。
傅園慧選手の人気爆発に見る中国人の変化
今回のリオ五輪で、中国はメダル獲得数が過去20年で最低という振るわない結果を迎えてしまったが、競泳で銅メダルを獲得した傅園慧選手の茶目っ気で個性豊かな姿が、世界中の視聴者を釘付けにした。傅選手の発言に愛国主義の決まり文句が見られないことに注目と称賛を受けることから、中国人の価値観が今まさに変化を遂げようとしていることを示しているようである。
北戴河会議は会議ではない
毎年7月末から8月初めになると、中国共産党の最高指導者たちは続々とこの北戴河に集まり、リゾート地で約3週間の夏休みを過ごす。過去30年間、中国の国政に関する多くの重大政策や人事議案は、この間に提起されたり決定されたりしてきたため、このリゾート休暇は「北戴河会議」と呼ばれ、その動向は内外から注視されている。
自由にあこがれ…相次ぐ北朝鮮エリートの亡命
韓国政府によると、北朝鮮の外交官が8月初め、英国ロンドンで韓国以外の第三国への亡命を希望している。金正恩政権から去った政府高官としては、過去最高クラス。現在、この外交官は韓国におり、同国の保護下にあるという。英BBCなどが伝えた。
湖南省の女性、妊娠17カ月 医師「まだ成長必要」と帝王切開せず
妊娠期間は、およそ10カ月だ。しかし、湖南省の女性は17カ月目という長期におよんでいる。担当医によると、胎盤はまだ成長するため、帝王切開は提案していない。
なぜ賠償金目当ての殺人事件が多発するのか「もはや一つの産業形態」=中国鉱山
中国ではここ数年、各地の鉱山で賠償金目当ての殺人事件が頻発、横行している。犯人らは、ある映画に描かれている犯罪手口を模倣しているとも見られており、中国国内からは、人心の荒廃や良心の欠如を嘆く声が挙がっている。
日本経団連ら、中国李克強総理に連署状 ネット規制新法の改正求める
日本経団連を含む世界46の経済団体・駐中グローバル企業は10日、中国の李克強総理に連署状を送り、近く成立予定の「インターネット安全及び保険業法規」は世界貿易機関(WTO)の協定に違反しているなどとして、改正を求めている。
ベルギー恒例「花じゅうたんフェスタ」 今年のテーマは日本
2年に1度のベルギー恒例イベンド「第20回ブリュッセル・フラワーカーペットフェスティバル」が8月12~15日に開催された。今年は日本とベルギーの国交樹立150周年を記念するため、フェスティバルのテーマは日本となった。日本をイメージした「花鳥風月」絵柄の花のじゅうたんが世界遺産のグラン・プラス広場一面を彩った。
中国ステルス戦闘機は30年遅れ? 米空軍トップ「米最新機との比較は無意味」
米空軍制服組トップは、中国軍の最新ステルス戦闘機「殲20(J-20)」を、30年前に米国と同盟国が共同開発した初期型のステルス戦闘機程度の能力とみなしている。
英国人夫婦、5ポンドで買った椅子から100年前の宝飾を発見
イギリス人夫婦は10年前にオークションで5ポンド(約675円)で購入した古い椅子の中からダイヤモンドジュエリーを発見した。専門家が鑑定した結果、ジュエリーは約100年前の物で、現在の価値は約5000ポンド(約67万5000円)だという。
食の安全ない中国 スポーツ選手に豪華な政府「特供」食
中国体育総局は、数年前から五輪代表のような国を代表するスポーツ選手のために、政府高官にしか提供してこなかった特別食「特供」を与えられていると明かした。これには、中国の庶民が口にすることのできない高級食材を使ったもので、1食分は数万円にもなる。食の安全が確保できない、中国ならではのスポーツ選手の健康管理法だ。8日に網易(NetEase)が伝えた。
18年離れ離れの父娘、中国税関でパスポート切り刻まれ 父出国できず
中国系アメリカ人の女性が米国人の夫ともに、中国国内で迫害される法輪功学習者の父親を渡米させようとしたが、税関職員が父親のパスポートを破棄したため、出国できなかった。中国滞在中は数十人の警官から監視、尾行が続き、行動を抑制されつづけていたという。
「なぜ米国は?」百度検索で見る、中国人の米国への関心度
米国の外交誌「フォーリン・ポリシー」7月号に、中国の大手検索エンジン「百度(バイドゥ)」を使い、「なぜ米国は」というキーワードで検索したところ、非常に面白い検索結果が表示されたという記事が掲載された。中国国内のネットユーザーは、米国や米国人に関する様々な事柄に深い関心を寄せているようだ。
お助けマンか悪魔か 宿題代行サービスが中国で大繁盛
中国の小中学生の夏休みは忙しい。山のような宿題をこなすので精いっぱいだからだ。子供の負担を軽減しようと、宿題代行業者に依頼する親も少なくない。こうした風潮は子供の人間形成にマイナスな影響を与えると憂慮する声も上がっている。
韓流スターが中国から消える? 韓国に制裁措置=中国
在韓米軍への高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」配備が決定したことに対し、不快感を示す中国が次々と制裁措置に乗り出した。その1つが、中国国内から韓流スターの芸能活動を締め出すというものだ。
国際移植大会、香港で開催 殺人を犯す医師たちが壇上に
2年に1度の国際移植大会が8月18日より香港会議展覧中心で開催される。中国から疑惑の多い医師たちが演壇に立つこととなり、国際移植学会の倫理の緩みに対する苦情やボイコットが予想される。
中国共産党の政治体制 変化の兆しか
「中央政治局常務委員会」制度(常委制)はこれまで激しい権力闘争を生み出し「絶対的トップ不在」という状況を作り出してきた。指導権を発揮しあぐねていた習近平・総書記がここにきて中国共産党の主要な政治制度を変える、そのような兆候があちこちで出ているようだ。
毛沢東紀念堂が移転 習近平氏は移設に固い意志
香港メディアによると、中国共産党政治局は、中紀委書記王岐山氏が提出した毛沢東紀念堂の移転計画を通過させたことが明らかになった。また習近平国家主席は会議後に「来期の就任中でも必ず決着をつける」と、移設に固い意志があることも述べたという。
元オリンピック選抜選手 貧困に苦しむも権力と金銭に屈せず
かつて飛び込み競技のアジアチャンピオンだった唐穎さん。彼女は現役時代に輝かしい成績を残しながらも引退後は経済的に困窮してしまった。幾度となく権力者や資産家に愛人になるよう言い寄られても彼女は動じず、権力と金銭の誘惑に負けまいと露店を経営して生活する。これはあくまで一例である。彼女と同じような境遇、いや、更に悲惨的な状況にいる選手もいるのだ。共産主義国家の輝かしいメダルの背後には、数え切れない犠牲者がいることを忘れてはならない。
「残業させないで!」合唱曲が大人気=中国上海
上海彩虹室内合唱団がこのほど発表した新曲『感覚身体被掏空(体が空っぽになったみたい)』に、中国のサラリーマンが深く共感している。曲のテーマ、「不要加班!(残業させないで!)」が、日々ストレスを感じながら働き続けている彼らの心情をリアルに表現しているため。
中国人観光客の運転 豪で死傷事故相次ぐ
オーストラリアでこのほど、中国人観光客の運転する車が対向車線にはみ出し、乗用車と正面衝突する事故が起きた。乗用車の運転手が重傷を負った。近年、同国では中国人観光客の運転に起因する死傷事故が多発。同観光客のレンタカー利用が増えているとみられる日本にとって、けっして他人事ではない。
老人福祉施設で死亡者が続出 エアコンの禁止が原因か=中国江蘇省
中国江蘇省の国営老人福祉施設で、先週の猛暑により6人の死亡者を出したことが明らかになった。ネットメディアの報道によると、この施設に住む高齢者らはエアコンの使用が禁じられていた。この事件は中国社会に大きな憤りをもたらした一方で、身寄りのいない老人が増え続けていることを憂慮する声も挙がっている。
「炎黄春秋」誌人事介入 指導部の分裂があらわに=米中国語メディア
米国の中国語ニュースサイト「多維新聞網」はこのほど、7月12日中国政治雑誌「炎黄春秋」を発行する炎黄春秋雑誌出版社社長や副社長、総編集長などの管理層幹部が、同社を管轄する「中国芸術研究院」から更迭されたことについて、中国共産党内部における分裂と意見衝突が表面化し、将来中国共産党政権に致命的な影響を与えるとの評論記事を掲載した。
宗教問題に習主席再度発言 弾圧政策の見直しを示唆
7月19日、習近平国家主席は寧夏治自区銀川市の寺院で、宗教問題に対する見解を再度表明した。また時を同じくして、法輪功発祥の地である吉林省長春市で共産党中央政法委の会議が開かれ、冤罪や誤審判決の見直しが検討された。このことから、習近平政権の中国当局が宗教に対する弾圧政策を転換するのではとの憶測を呼んでいる。
ネットで「爆買い」 日本越境EC規模拡大の見通し
家電製品、お菓子、化粧品、粉ミルク、ベビーおむつなど、日本製品が大好きな中国人消費者が爆買いする様子を、日本の百貨店やドラックストアであまり目にしなくなった。実はひそかにネット上に移っているようだ。
平均寿命の男女世界1位は香港=厚生労働省
日本厚生労働省が7月27日に発表した「平成27年(2015年)簡易生命表」調査によると、日本人女性と男性の平均寿命はそれぞれ14年の世界1位から2位(87.05歳)に、14年の3位から4位(80.79歳)に転落した。男女ともに世界1位になった国・地域は香港で、それぞれ平均寿命は87.32歳と81.24歳だった。