スーチー氏、指導者らと会談 政権交代の実務協議開始か
11月はじめのミャンマー総選挙で圧勝した最大野党、国民民主連盟(NLD)の党首アウンサンスーチー氏(70)が、2日に現在国の実権を握る指導者の2人、テインセイン大統領(71)とミンアウンフライン軍最高司令官(59)、4日に旧軍事政権時代のトップだったタンシュエ氏(82)とそれぞれ選挙後初の会談を行った。NLDへの「円滑な政権交代」に向けた実務協議の第一歩だとみられ、民主化運動を弾圧した宿敵らと「歴史的和解」を果たした可能性がある。会談はいずれもスーチー氏が呼び掛けたものとされる。
ミャンマー総選挙 スーチー氏野党圧勝 与党が敗北宣言
ミャンマーで8日、4年前の民政移管後初となる総選挙が行われた。アウン・サン・スー・チー氏が率いる最大野党の国民民主連盟(以下、NLD)が総選挙に参加したのは1990年以来実に25年ぶり。選挙管理委員会が発表したこれまでの開票結果ではNLDの圧勝が確実視され、NLDも政権交代に必要な議席を確保できたと表明した。与党・連邦団結発展党(以下、USDP)は選挙の結果を尊重すると示し、敗北宣言を出した。
スーチー氏帰国 人権問題回避に不評の声
【大紀元日本6月16日】5日間の中国訪問を終えたミャンマーの野党党首、アウンサンスーチー氏は14日、帰国した。世界的有名な民主化運動指導者である同氏は訪問中に中国政府の人権問題に触れてないとみられ、「
中国訪問中のスーチー氏 中国側が報道自粛か
【大紀元日本6月11日】ミャンマー最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首で同国民主化運動の指導者でもあるアウンサンスーチー氏は、中国共産党の招待で10日午後北京に到着、5日間の初の中国訪問が始まった。
訪中予定のスーチー氏 外交部の反対に習近平総書記激怒か
【大紀元日本6月9日】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首であるアウンサンスーチー氏が10日から14日まで中国共産党の招きで代表団を率いて訪中する予定。一部報道によると、同国民主化運動の
中国企業共同開発の銅鉱山 抗議者41人死傷=ミャンマー
【大紀元日本12月30日】中国企業とミャンマー軍当局が共同開発する銅鉱山に反対する住民が12月下旬から抗議活動を続けている。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、22日、警官の発
「安全性の欠如」拒絶される中国飛行機 外交トラブルも勃発 その2
【大紀元日本10月8日】安全性に欠き、事故や機体トラブルが続く中国製の飛行機は世界から拒絶されているはずだが、国営メディアは自国の航空産業に賞賛の言葉を浴びせ続ける。海外向け英語放送の中で「自社開発、
「安全性の欠如」拒絶される中国飛行機 外交トラブルの要因も その1
【大紀元日本10月7日】中国の航空機メーカーは精力的に自社製品の輸出を試みているが、中国国内を含め事故やトラブルが少なくないため安全性の欠如との懸念から拒絶されている。また他国へ自国製飛行機を贈与し外
解放軍報:日本のアフリカ支援は常任理事国入りを狙うため
【大紀元日本6月3日】中国人民解放軍機関紙・解放軍報は2日、安倍晋三首相がこのほど、ミャンマーやアフリカ諸国に大型支援策を打ち出していることについて、「国連安保理の常任理事国の席を手に入れようと目論ん
<中国人の本音>ミャンマー50年ぶり民間日刊紙発行、中国人は嫉妬と不満
【大紀元日本4月6日】中国はいつ隣国の自由を獲得できるのか-。1日、ミャンマーでは50年ぶりに民間の日刊紙が復活した。いまだ厳しいメディア規制と情報封鎖の中にある中国では、ミャンマーの民主化の動きへの
ミャンマーが検閲廃止、中国の官製メディアが意見割れ
情報検閲の廃止が決まったミャンマー。写真は、ドイツ・ダブリンでの民主化を訴える活動(infomatique/Frickr)【大紀元日本8月24日】ミャンマー情報省は20日、民主化改革の一環として、新聞
ミャンマー難民1万超が雲南省へ流入 国境封鎖する中国
【大紀元日本2月13日】このほどミャンマー政府軍と、ミャンマー国内で最大の力をもつ反政府組織・カチン独立機構(KIO)の軍事部門であるカチン独立軍との間で武力衝突が勃発。その影響により、現地に住んで
駐ミャンマー中国大使、スー・チーさんと会談 「外交上の布石」
【大紀元日本12月16日】中国外務省の劉為民・報道官は15日の記者会見で、李軍華・駐ミャンマー大使が民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんとこのほど会談したことを明らかにした。 劉報道官は「ス
<赤龍解体記>(43)中国、クリントン米国務長官のミャンマー訪問をめぐる中国での官民
【大紀元日本12月5日】米外交の中枢をアジアへと転換をはかるオバマ大統領の政策の一環として、12月3日、クリントン米国務長官がミャンマーを訪問した。クリントン国務長官は、テイン・セイン大統領と会談し
ミャンマー、中国離れが進む 「受け入れられない」と苛立つ中国
【大紀元日本12月2日】ミャンマーを訪問中のクリントン米国務長官は1日、首都ネピドーでテイン・セイン大統領と初めて会談した。会談の中で、大統領は両国関係が「新たな章」に入ったと語り、対米関係に期待感
中国と東南アジア3国がメコン川流域で共同巡視部隊設置 インドは警戒
【大紀元日本11月29日】東南アジアを流れるメコン川の流域でも地理的影響力を拡大させる中国だが、この度、同流域に東アジアの3カ国を取り込んで共同巡視部隊を設置することを発表した。インドにとって更なる
インド ミャンマーに5億ドル支援 関係強化で中国けん制
【大紀元日本10月15日】インドを公式訪問中のミャンマーのテイン・セイン大統領は14日、首都ニューデリーでシン大統領と会談した。AP通信によると両国は、国境間貿易をより盛んにさせる陸海輸送路の整備と
ミャンマー、政治犯ら釈放へ 中国「内政干渉しない」
【大紀元日本10月14日】ミャンマー政府は12日から、大赦令を実行し、有名な政治犯も含む6千人以上の囚人を釈放し始めている。これはミャンマー民主改革の一段階と評価される中、民主活動家や人権弁護士など
ダム建設中断 諦めない中国 手放したくないミャンマー国民
【大紀元日本10月12日】国民の声に応えてセイン大統領が行ったダムの建設中断発表は、ミャンマーの国内外を驚かせた。軍事政権から脱した新民主国家としての前進か、欧米の経済制裁の緩和を図ったものか、さま
スーチーさん声明「中国ダム建設は危険、対立を悪化させる」
【大紀元日本8月18日】ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スーチーさんは11日、同国イラワジ川上流で進む中国資本の巨大な複数ダム建設プロジェクトは、国内問題である少数民族とミャンマー政府との
悪名高い国家への中国の支援、得もあれば損もあり=米メディア
【大紀元日本6月29日】「情勢の不安定な地域、特に人権弾圧で悪名高い国でよく中国政府の姿を見かける」―米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、このように報道する。イランやジンバブエ、スーダン、
ミャンマーでM7.0の地震 タイや中国にも被害
【大紀元日本3月28日】24日午後8時25分(日本時間同10時55分)ごろ、ミャンマーでM7.0の強い地震が2回発生した。 米地質調査研究所によると、震源地はミャンマー・タイ北部とラオス国境付近で、
スーチーさんの釈放に 世界が喜ぶ 中国は沈黙
【大紀元日本11月14日】独裁政権に屈しないアジアの民主化運動のシンポル、スーチーさん(65)の姿が13日夕、ヤンゴンの湖畔にある自宅前に現れた。ミャンマー軍事政権に自宅軟禁されてから7年半ぶりに自
無視できないミャンマーの核兵器=専門家の警告
【大紀元日本11月9日】ミャンマーが内密に開発している核兵器は、今は脅威的ではないが、北朝鮮のような野心ある国が援助に乗り出したら、無視できない状況になるだろう、と国連原子力機関(IAEA)の前高官
ミャンマー軍事政権、核兵器開発 北朝鮮の協力で=亡命幹部が証言
【大紀元日本6月9日】ノルウェーを拠点とする反軍事政権の放送局「ビルマ民主の声」は4日、ミャンマー軍事政権が北朝鮮の協力で核兵器の開発に着手した疑いを指摘する報告書を公開した。 同報告書には、核兵器
【オピニオン】災劫弭化(さいごうびか)
【大紀元日本5月20日】中国の四川省とミャンマーが大災害に見舞われている。18日現在で、中国の四川省大地震では死者3万人超、被災者は1000万人を超える大惨事となっており、生存した人たちも水、食料、
ビルマ民主化同盟:犠牲者の追悼、平和への祈り=名古屋
【大紀元日本10月28日】映像ジャーナリストの長井健司さん(50)がビルマで射殺され1か月となる27日、ビルマ民主化同盟名古屋支部は、ビルマ軍政の弾圧で亡くなった犠牲者たちの追悼と、ビルマの平和と民
ミャンマー軍政、僧侶に強制寄進
【大紀元日本10月10日】ミャンマー(ビルマ)官製メディアによると、当局軍事政府は僧侶たちとの和解を前提に、数千米ドルを全国の仏教寺院へ寄付したという。国連は、ミャンマー軍事政府がここ2週間で、引き
中国メディア:ミャンマー弾圧報道、当局軍事政権に同調
【大紀元日本10月9日】ミャンマーのヤンゴンで僧侶および民衆が反政府デモの取材中に、日本人ジャーナリスト長井健司さんが射殺されたが、国際メディア各社も取材中に凶弾に倒れた長井さんの写真を相次いで掲載
ミャンマー軍政:再び抗議者を拘束、インターネット制御強化
【大紀元日本10月9日】ミャンマー軍事政府は政治局面の制御をさらに強化した。10月7日、ヤンゴンの町は沈静化に向かった一方、政府が、更に78人の抗議者を拘束したと宣告した。また、政府は引き続き、民衆