韓国LG化学 特許盗用で中国企業を提訴
韓国のLG化学が、ソウル中央地方裁判所に対し、特許侵害で中国の正極材メーカー容百新能源科技の韓国子会社である載世能源を提訴した。EV向け大型電池の特許技術をめぐる韓国企業による中国企業への訴訟は今回が初めて。
米司法省、中国エネルギー企業と幹部を企業秘密窃盗で起訴
米国司法省は10月29日、連邦大陪審が中国山東省煙台市のエネルギー企業「傑森能源技術」とアメリカ支社、支社長を起訴すると発表した。同社は、有罪判決を受けた米国人と共謀して、ヒューストン拠点の米石油・ガスメーカーから技術を盗んだとして起訴された。
華為技術、格安スマートフォン「オナー」を売却か 事業整理で=報道
報道によると、中国の通信技術大手・華為技術(ファーウェイ)は最近、自社スマートフォンブランド「HONOR(オナー)」事業を売却する方向に動いており、買い手との交渉を進めている。最終的な金額は150〜250億元(約2250億〜3750億円)ほどだと予想されている。
政府、米英独蘭など4カ国と技術輸出規制の枠組みづくり AIや量子コンピュータなど=報道
中国共産党が国内の民間企業を利用して外国の高度技術を取得し、軍事用に転用する問題について、政府は対応策を講じる。報道によると、日本は欧米4カ国と連携し、4つの先進技術分野で新たな輸出規制の枠組みづくりを図る。
中国「千人計画」参加の米エネルギー専門家に有罪判決
米国司法省は9月15日にプレスリリースを発表し、ニューメキシコ州の重要な国立研究所の科学者であるトラブ・ルックマン(Turab Lookman)氏が中国の「千人計画」への参加について隠ぺいしたとして、 9月11日に執行猶予5年と7万5000米ドルの罰金を言い渡した。
パナソニックとJDI、中国企業を米国で提訴 ディスプレイ技術の特許侵害で
液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)とパナソニックは8月31日、中国深センの天馬微電子を相手取り、同社が液晶ディスプレイ技術に関する特許を侵害しているとして米国地方裁判所に提訴した。
「またもや中国の千人計画だ」助成金410万ドルを違法使用 研究者を起訴=米司法省
米司法省はこのほど、オハイオ州の中国出身の研究者を、国立衛生研究所(NIH)から助成金を受けながら、中国の海外ハイレベル人材招致プログラム「千人計画」に加わっていたことを公表しなかったとして、助成金詐欺の罪で刑事起訴した。
世界中の頭脳に触手伸ばす中国の「静かなる侵略」 「千人計画」の甘い罠
米国を必要以上に刺激しないため、中国政府が意図的に引っ込めたキャッチフレーズがある。
米当局、中国系米国人の大学教授を逮捕 中国政府や企業との関係を隠す
米司法省は5月8日、アーカンソー大学の中国系アメリカ人教授である洪思忠(Simon Saw-Teong Ang)を、NASA関連研究資金の提供を申請する際、中国政府や中国企業とのつながりを隠していたとして、通信詐欺の疑いで逮捕した。
米エモリー大学の生物学教授、中国「千人計画」に参加 虚偽申告で有罪
米ジョージア州アトランタに住む63歳の元エモリー大学教授で中国系アメリカ人生物学者の男が、虚偽の収入申告を提出した罪で有罪判決を受けた。米司法省が5月12日に発表した。
米司法省、千人計画に参加の米教授を起訴 偽りの休暇取得で
米国司法省は3月10日、中国共産党が海外高度人材を招へいする「千人計画」に秘密裏に参加していたとして、米国の大学教授を詐欺の罪で刑事起訴した。教授は罪を認めている。米トランプ政権は千人計画について、米国の知的財産が中国本土に渡る窃盗手段とみなしている。
米司法省、中国軍ハッカーを起訴 米大手信用企業から1億4000万人分データ盗む
米司法省ウイリアム・バー(William Barr)司法長官は10日、中国軍のハッカー4人を起訴したと記者会見で発表した。長官によると、米国人口の半分の個人情報を盗む、史上最大級のデータ漏えい事件の1つだという。
米技術を盗んで作った中国大型旅客機C919 米当局「看過すれば市場奪われる」と危機感
米ワシントンの有力シンクタンク・戦略国際問題研究センター(CSIS)で2月6日、中国のスパイ行為と知的財産の窃盗に対する対抗策を議論する「中国イニシアチブ」に関する会議が開かれた。米国家防諜安全保障センターのウィリアム・エバニーナ長官は、中国が国産を自称する大型旅客機C919は、盗まれた米国の技術で作られたと解説した。
アイオワ州トウモロコシ畑に不審者 中国アグリ企業幹部の産業スパイだった
米国司法省は2月10日、中国軍に所属する4人のハッカーが、米国の信用報告機関Equifaxのコンピューターネットワークをハッキングし、数千人のアメリカ市民の個人情報を盗んだとして告発したと発表した。米連邦捜査局(FBI)は最近、トウモロコシの種子から航空機部品、商業機密、米国大学の研究所のハイテクまで、すべてが中国のスパイの標的になっていると述べ、広範囲な調査を行っている。
ノーベル賞候補化学者の失墜 中国「千人計画」で厚遇 報酬は月500万円
このほど、米司法省はハーバード大学化学部長を、中国政府との関係の通知義務を怠ったとして刑事起訴した。なぜノーベル賞候補にもなる高度な米専門家が、国の重要な知的財産が共産党政権に渡るリスクを顧みず、罠に自ら足を踏み入れてしまったのか。その経緯が、司法省起訴状で明らかにされた。
米司法省、中国政府代理人で中国軍中尉らを起訴 すでに出国
米国司法省は、中国軍中尉・葉燕青(音訳Ye Yanqing、29)ら3人を、中国政府の代理人であることを通告していないとして、刑事起訴した。3人はすでに米国から出国している。
中国の「千人計画」、フロリダ議員が大学に対応呼び掛け
米フロリダ州選出の連邦議会議員は、地元の大学の研究と知的財産を外国の敵対勢力、特に中国から守る努力を強化しようとしている。
米、貿易取引の要注意リストに50組織追加 日本自動車部品中国子会社も
世界大手の半導体チップ材料供給大手アプライド・マテリアルズ(Applied Materials、米カルフォルニア拠点)は、中国最大のLEDチップ製造企業である三安光電子化工業製品との取引を中止した。三安光電は4月10日、米政府から米企業に対して、取引注意を勧告する組織のリストに入っている。
米技術研究者の「首つり自殺」ファーウェイ技術盗用絡みで 口止め殺人か
「お母さん、これから毎週電話するよ。でも、もし1週間経っても僕から何の連絡もなければ、(在シンガポール)米国大使館に連絡してほしい。何かが起きたということだから」母親メアリーさんの懸念は、現実のものとなった。
米MIT、早期出願合格者に中国人留学生なし
米名門大・マサチューセッツ工科大学(MIT)がこのほど行った早期出願者の合格発表に中国出身の学生がいないことが分かった。中国当局が実施する海外のハイレベル人材を招聘するプログラム「千人計画」が近年、技術盗用の温床になっていることに米教育機関も危機感を示している。
APECで激しく衝突する米中 中国の策略を分析
世界各国に注目されている米中貿易戦は近く終わる可能性があるのか?18日に閉幕されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、その答えを見つけることができる。
次は「国家標準2035」か 消えぬ中国の技術強国の野心
米中貿易戦争の標的となった「中国製造2025」がいま、鳴りを潜めている。しかし、中国共産党政権の「世界の製造強国入り」の目標が消えたわけではない。中国国務院は今年1月、「中国標準2035」戦略を打ち出した。