【草木染めの植物】槐(エンジュ)
【大紀元日本8月3日】中国原産で、古く日本に薬木として伝来し、街路樹としても栽培されているマメ科の落葉高木。7月頃、複総状花序を出して淡黄白色の多数の蝶形花をつけます。花もしくは蕾を槐花(かいか)、
【草木染めの植物】凌霄花(ノウゼンカズラ)
【大紀元日本7月17日】中国原産で、平安時代には薬用として、現在では庭や公園などに植えられているノウゼンカズラ科の落葉樹。つる性で、付着根を出し、近くの樹木や建物等にからまって伸びていきます。6~8
【草木染めの植物】紅花(ベニバナ)
【大紀元日本7月2日】日本に7世紀頃中国から伝わり、特に山形県で栽培されているキク科の越年生草本。原産はエジプト地方だといわれ、BC2500年頃のミイラに紅花染めの布が巻かれていたそうです。日本では
【草木染めの植物】千茅(チガヤ)
【大紀元日本6月18日】日本全土の日あたりのよい土手や原野に群生するイネ科の多年草で、葉は細長く、6月頃褐色の花穂を出します。万葉集にも出ている「つばな」は若い花芽のことで、ガムのように噛むと甘い味
【草木染めの植物】朴(ホオ)
【大紀元日本6月5日】山地に多い日本特産のモクレン科の落葉高木。6月ごろ香りの強い大型の白い花が開きます。古くは葉に食物を盛ったり、包んだりしましたが、今でも朴葉味噌(ほおばみそ)などに使われます。
【草木染めの植物】浜梨(ハマナス)
【大紀元日本5月21日】北日本の海岸砂地に自生する落葉性低木。日本海側では鳥取県が南限です。初夏に濃桃色の花が咲き、果実は2cmほどの球形で赤く熟します。類似植物にシロバナハマナスが、中国には
【草木染めの植物】垣通し(カキドオシ)
【大紀元日本5月3日】道端にはえる蔓性の多年草。蔓が這って、垣根をくぐり抜けるのでこの名がついたといわれます。また子供の疳(かん)を治すことから疳取草(カントリソウ)ともいわれます。茎葉には香気があ
【草木染めの植物】連翹(レンギョウ)
【大紀元日本4月5日】中国原産で、日本へ古くに伝わったモクセイ科の落葉低木。古名をイタチグサといい、雌雄異株で、4月ごろ葉が出る前に黄色の4弁の花を咲かせます。輝くような鮮やかな黄色で春の花として好
【草木染めの植物】蕗(フキ)
【大紀元日本3月19日】日本各地の平地から山地までどこでも生えるキク科の多年草。栽培もされる山野草の代表種です。雌雄異株で雄株の花は黄色、雌株の花は白色です。早春に地下茎から顔を出す花芽がフキノトウ
【草木染めの植物】木瓜(ボケ)
【大紀元日本2月20日】中国原産で平安時代には日本に渡来したといわれるバラ科の落葉低木。園芸種も多く、愛好会では盆栽に仕立てて観賞するとともに品種改良を競います。花材に好まれ、生垣にも見られます。4
【草木染めの植物】薺(ナズナ)
【大紀元日本1月24日】日本全土の道端、土手など荒地にもよく生えるあぶらな科の多年草。果実の形が三味線のバチに似ており、ぺんぺん草とも呼ばれています。春の七草の一つで葉は越年または早春に姿を現わし、
【草木染めの植物】橙(ダイダイ)
【大紀元日本1月6日】ヒマラヤ山麓に起源をもち、樹勢が強く、全国で栽培されるミカン科の常緑高木。日本に野生しているものは橘で、ユズも古くから日本に入っていましたが、つぎつぎと品種改良されています。ダ
【草木染めの植物】柿(カキ)
【大紀元日本12月21日】日本の山野に自生しますが、栽培種も多いカキノキ科の落葉高木。甘柿の「富有」「次郎」を始めとして、渋柿の「西条」など種類も多く日本の代表的果実です。古代より「信濃柿」などの未
【草木染めの植物】サフラン
【大紀元日本12月7日】南ヨーロッパ原産で、紀元前から栽培されていたという古い歴史を持つアヤメ科の多年草。日本では全国で、とくに大分県や長野県で栽培されています。初冬に美しい淡紫色の花が咲いて庭先を
【草木染めの植物】栴檀(センダン)
【大紀元日本11月15日】四国や九州の海辺、山地に自生しますが、人家にも植えられるセンダン科の落葉高木。5~6月に円錐花序をつけ、うす紫色の小さな花が咲きます。果実は熟すと淡黄色になり、秋の落葉後も
【草木染めの植物】臭木(クサギ)
【大紀元日本10月23日】各地にあるクマツヅラ科の落葉高木。葉に悪臭があることから名付けられましたが、花の咲く頃が近づくと芳香が漂います。葉はくさぎ菜とも呼ばれ、古くから食用にされています。追羽根の
【草木染めの植物】十薬(ドクダミ)
【大紀元日本6月28日】東アジア地域に広く分布し、日本にも山野や庭先に自生するドクダミ科の多年草。白い花弁状の4枚の苞を持ち、黄色の穂状花をつけますが、臭気がとても強く、地下茎で広く繁殖するので雑草
【草木染めの植物】羊蹄(ギシギシ)
【大紀元日本6月8日】原野や道ばたの湿地に多い、たで科の多年草。根は大きく黄色で、染料・薬用に用います。根生葉は群生して、茎の上部にたくさんの淡緑色の花穂をつけます。スイバより大型で、茎も赤くならず
【草木染めの植物】柊南天(ヒイラギナンテン)
【大紀元日本4月26日】中国原産で日本には17世紀頃に入ったと思われるめぎ科の常緑低木。葉が柊に似ていてトウナンテンとも言われ、好んで庭に植えられます。3月頃には黄色の小花を総状花序につけ、秋には紅
【草木染めの植物】白木蓮(ハクモクレン)
【大紀元日本4月7日】中国原産のもくれん科落葉高木で、庭・公園にも多く植えられています。早春、葉に先立って白い大きな花が咲き、芳香があります。似た花で、同じく先に白い花が咲くものに辛夷(コブシ)、葉
【草木染めの植物】桜(サクラ)
【大紀元日本3月23日】バラ科に属する桜は落葉高木で、山桜に対し園芸種は里桜と総称され、多くの花が知られています。河津桜は伊豆河津町で発見されました。大島桜と緋寒桜の自然交配種とみられ、2月早々から
【草木染めの植物】蒲公英(タンポポ)
【大紀元日本2月29日】野原に生えるキク科の多年草で、早春に花茎を伸ばして頭花をつけます。昔、女の子は花茎を摘み取り、編んで首飾りを作って遊んだものです。また、花後が丸いわた帽子となり、春風に吹かれ
【草木染めの植物】南天(ナンテン)
【大紀元日本12月25日】日本の暖地の山林に自生しているめぎ科の常緑低木で、庭園には好んで栽培されています。6月頃、白い小さな花が咲き、初冬から赤や白の穂状の実をつけ、特に赤はとても鮮やかで見事なも
【草木染めの植物】鬱金(ウコン)
【大紀元日本10月27日】熱帯アジアの原産で沖縄・台湾に自生しているが、近年観賞用にも栽培されています。しょうが科の多年生で、地下茎を多方面に利用します。塊根が宇金(生薬名は川玉金)、根茎のほうは姜
【草木染めの植物】吾亦紅(ワレモコウ)
【大紀元日本10月2日】山野に多いばら科の多年草です。秋の訪れとともに、分枝した茎の頂に暗紅紫色で楕円形の花穂がつきます。花穂には花弁のない小花が密集しています。花期は8月末から10月と長く、侘び・