楽天の三木谷氏「減税が不可欠だ」…デジタル化、有能人材の呼び込みに
三木谷氏は、AI時代において優秀な人材や知財、投資を日本に呼び込むためには、所得税や法人税、相続税などを抜本的に引き下げる必要があると主張。「有能な人材や資産を持つ富裕層を、世界からシンガポールや香港ではなく日本に連れてくる仕組みが不可欠だ」と述べ、税制改革なくしてデジタル化の加速はないと訴えた。さらに、「日本が世界のデジタル競争に勝ち残るためには、思い切った減税により民間投資を喚起することが急務だ」と力説した。
楽天グループ、連結で1338億円赤字 三木谷会長「楽天のポテンシャルは本当にすごい」
楽天グループは14日、2021年度12月期の連結決算を発表した。最終損益は1338億円の赤字となり、過去最大となった。携帯電話事業に伴う基地局の整備費用などがかさみ、全体の業績を押し下げた。赤字は3期連続となった。
「外国投資の審査、国外機関とも連携強化図る」テンセント子会社による楽天投資に政府回答
経済活動が国家安全保障に与える影響がますます増大するなか、日本政府は外国投資家の日本企業に対する投資に目を光らせている。4月30日、自民党の長尾敬衆議院議員は内閣委員会質疑のなかで、中国のIT大手テンセント(騰訊)の子会社が日本の電子商取引大手・楽天に出資することについて問題提起をした。これに対し、国家安全保障局(NSS)経済班は、外国投資家による対内直接投資の審査は「国家安全保障の重要な課題」であるとし、国内のみならず国外行政機関とも情報連携を強化していくことを図っていくと回答した。
三菱総研と楽天調査:携帯電話と音楽プレーヤーの統合、4割が望む
三菱総合研究所(東京都千代田区)と楽天リサーチ(東京都港区)が実施した携帯電話の利用意向調査によると、回答者の4割が携帯電話とデジタル音楽プレーヤーの統合を望んでいることがわかった。番号ポータビリテ