国交省、羽田事故で再発防止に向け対策検討委員会 19日に初会合
羽田空港での日本航空(JAL)と海上保安庁の航空機衝突事故を受け、国土交通省は12日、再発防止のための有識者らで構成する対策検討委員会を設置した。19日に第1回会合を開き、今夏に中間とりまとめを行う。
滑走路誤進入の防止装置、機能していたと認識=羽田事故で国交省幹部
国交省幹部は5日、羽田空港で2日に起きた事故について、滑走路への誤進入を防ぐ装置が故障していたという情報はなく、通常通り機能していたと認識していることを明らかにした。
運輸安全委、JAL機のフライトレコーダーは3日に回収 羽田の事故
運輸安全委員会の広報担当者は5日、海上保安庁の航空機と衝突した日本航空(JAL)の旅客機からフライトレコーダーを3日に回収したと明らかにした。コックピットボイスレコーダー(CVR)はまだ回収していないという。
米運輸当局、羽田事故で日本に支援提供へ 航空機の記録分析
米運輸安全委員会(NTSB)のホメンディ委員長は、羽田空港で2日に発生した日本航空と海上保安庁の航空機衝突事故を巡り、航空機の記録分析で日本に支援を提供する方針を明らかにした。
国交省、羽田事故で交信記録公表 海保機に滑走路進入許可の形跡なし
国土交通省は3日午後、羽田空港で前日に衝突した日本航空(JAL)機、海上保安庁の航空機と管制官との交信記録を公表した。同記録では、管制官は海保機に滑走路手前の停止位置まで進むよう指示をしているが、滑走路内への進入や離陸を許可した形跡はない。一方、JALは機長らが海保機を視認できなかったと話していることを明らかにした。
機長らは海保機を視認できなかったと報告=JAL
日本航空(JAL)は3日、羽田空港で前日に起きた衝突事故について会見し、516便の機長らから海上保安庁の機体を視認できなかったと報告を受けていることを明らかにした。
<羽田空港事故>海保機長と管制官、認識不一致か 英メディア「全員避難」奇跡を讃える
3日、東京・羽田空港の滑走路で、日本航空機と海上保安庁機が衝突し炎上する事故が発生した。国土交通省の事故調査で、海上保安庁機長の「離陸許可」の認識と空港管制官の指示に食い違いがあったことが明らかになった。
世界の空港ベスト10 日本の3空港がランクイン
世界の空港や航空会社の評価を行う英航空サービスリサーチ会社、スカイトラックス(Sky trax)が16日、2016年「世界のベスト空港ランキング100」を発表し、日本からは羽田空港(4位)、セントレア(6位)、関西国際空港(9位)がトップ10入りを果たした。