漢字の神秘(5):好
中国語の「好」は、日本語と同じく、「好い」という意味である。よく使われるのは、「你好嗎? (お元気ですか) 」という挨拶であり、それに対する最も一般的な答えは、「我很好 (私は元気です)」だろう。
「六宮の紛黛顔色もなし」昔の女性を彩った化粧品のお話
中国の化粧品による「美容の文化」は、かなり古い時代から始まっている。古代の人々も、顔を美しく見せることに力を入れていた様子が伺われるが、その力点は現代とあまり変わらず、顔の美白と眉の黒さにあったようだ
【動画】毎週一字(6):禮
禮(れい)は、人のふみ行うべき道。儒教における禮(礼)は、儒教の主要な思想であり、五常(仁・義・礼・智・信)の一つ。
【動画】毎週一字(5):義
義(ぎ)は、人間の行動・志操・道徳で、「よい」「ただしい」とされる概念である。儒教における義は、儒教の主要な思想であり、五常(仁・義・礼・智・信)の一。
【動画】毎週一字(4):仁
儒教の中核となる五常の徳の一つ、「仁」。人偏に「二」と書いて、人間関係の基本、つまり他人に対する慈悲と思いやりを表します。
【動画】毎週一字(3):忍
漢字は実におもしろい。「忍」という字をよく見てみると、「心」に「刃」が刺さっているではないか。痛いはずだが、刺されている心は安定していて、まったく動じない様子。痛さを我慢するという「忍耐」ではなく、痛ささえも感じない、心が動揺しないことこそ、本当の「忍」の境地であり、古人がこの字で私たちに伝えたかったことかもしれない。
中華文明を理解する10個の数字 知れば中国人からも一目置かれる
数字にはどのような役割があるのでしょうか。実は古代中国において、数字は単なる計算のための存在ではなく、奥深い理論に裏付けられた深い意味がありました。それぞれの数字が持つ意味を知れば中国文化をよりよく理解できるだけではなく、きっと中国人からも人目置かれることでしょう。
【動画】毎週一字(2):善
古代の甲骨文字では、善は「羊」と表されています。当時の中国では羊は神への生贄の中で最も清らかなものとされていたからです。また、キリスト教では「神の子羊」はイエス・キリストを意味する表現の一つでもあります。