中国版GPS「北斗」、接続切れでドライバーが自殺 専門家「精度が劣っている」
中国河北省のトラック運転手がこのほど、中国の北斗衛星測位システム(以下は北斗)の接続切れで当局に罰金処分を科された後に自殺したことが大きな波紋を呼んだ。北斗の精度は米国の全地球測位システム(GPS)より劣っていると専門家は指摘した。
中国版GPS「北斗」が運用開始 「各国の安保にとって新たなリスク」との指摘も
中国当局は7月31日、独自の衛星利用測位システム(GPS)の全面稼働をを始めた。一部では、中国側が同システムを利用して、国際社会への監視や情報取集を強化し、各国の国家安全保障に新たなリスクを与えるとの指摘がある。
アルゼンチンの中国宇宙探査センター「中国軍が運営」米国も憂慮
中国当局が南米アルゼンチンのパタゴニア地方ネウケン州で、海外で初めて建設した宇宙探査基地について、地元住民や米国などが強い懸念を示している。ロイター通信は1月30日、中国軍が同基地を管轄していると報じた。
ファーウェイ締め出し、米政府10年越しの成果 5Gの軍事利用に最も懸念=米WSJ
米国、オーストラリア、ニュージーランド、日本などはこのほど、次世代移動通信システム(5G)に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を使用しないと決めた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は8日、米政府のファーウェイ排除が「10年に及ぶ成果だ」と報じた。