「弾圧停止を」法輪功学習者1万人、米ワシントンで集会
米ワシントンDCのキャピタル・ヒル周辺では20日、世界各国から集まった気功グループ、法輪功の愛好者数千人が集会を行った。愛好者らは、中国当局に対して中国国内での法輪功愛好者への弾圧を即座に停止するよう呼び掛けた。10名以上の米国会議員や人権団体関係者が出席した。議員らは、愛好者らの反迫害活動への支持を示し、共産主義による全人類への危害を訴えた。
大やけどを負い密航した男性 彼の壮絶な過去とは
およそ2000年前、ローマの大王ネロによってキリスト教徒たちが弾圧を受けていたのはご存じでしょうか。火あぶりや動物の餌にするなど、迫害は凄惨を極めました。一方、現在中国では法輪功学習者に対して、それに匹敵するほどの残虐な弾圧が行われています。カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏が形容する「胸が悪くなるような邪悪の形式…この地球上で前例のない」迫害とは一体何なのか。一般のニュースでは決して報道されることのない、法輪功迫害の実態をシリーズでお伝えします。
李首相の訪日、霞が関で法輪功迫害停止呼びかけ
中国大陸で共産党政府に弾圧されている法輪功学習者たちは東京・霞が関で5月9日、迫害停止のメッセージを記した横断幕を掲げ、日中首脳会談のために訪日していた中国李克強首相ら中国要人に対して、非人道的な迫害を停止するよう呼びかけた。また、日本政府には、迫害停止に向けて中国政府に働きかけるよう求めた。
なぜ法輪功は迫害されたのか 4.25陳情をふり返る
1999年4月25日、中国の天安門広場で中国の社会を揺さぶる出来事が起きた。一万人を上回る法輪功の愛好者が北京の中南海にある府右街陳情オフィスを訪れ、集団陳情を行った「4.25中南海陳情事件」である。事態は朱鎔基首相(当時)が自ら愛好者の代表と会見をし、平和的に解決されたかにみえた。しかしその3カ月後、当時の国家首席江沢民は「法輪功迫害」を断行し、その迫害は今なお続いている。
「4.25直訴活動」19周年、香港で大規模な記念イベント
中国当局からの弾圧を受ける気功グループ、法輪功の愛好者たちは15日、1999年4月25日、多くの愛好者が北京にある中国政治中枢の「中南海」で行った陳情活動を記念するため、香港の繁華街で集会とデモ行進を行った。
「私は無罪」北京人気バンド歌手の半生
田舎育ちでありながら、北京大学を卒業した于宙(42)は、ビジネスマンとして財をなし、ミュージシャンとしても活躍した才人でした。しかし2008年、信仰を理由に当局に突如逮捕され、拷問を受け亡くなりました。生前所属していたロックバンドはいまでも中国で人気です。しかし、当局の検閲により、中国国内のインターネットで于宙の音楽や彼の死について探しても、見つけることはできません。
中国機構改革、法輪功迫害機関「610弁公室」を格下げ
中国当局は21日、政府機構改革計画の詳細内容を公表した。なかでは、気功グループ、法輪功を弾圧するために1999年に創設された「党中央邪教問題を防止および処理する領導小組とその弁公室(いわゆる610弁公室)」に関して、今後司法・検察・公安などを主管する「党中央政法委員会」(政法委)と公安部の指導を受けるとした。
「最悪の大量虐殺」カリフォルニア州の市議会、臓器収奪を批判する声明を採択
米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の最小市は最近、世界で最も衝撃的な残虐行為の一つについて関心を高めるため、大きな一歩を踏み出した。
非人道性疑われる中国臓器移植ビジネス 日本が係わらないよう呼びかけ 山田宏議員、城内実議員ら
非人道的行為が強く懸念されている中国臓器移植に、日本が係わらないよう問題周知し、国内の臓器移植環境と法整備を働きかける国会議員や地方議員、ジャーナリストらからなるSMGネットワーク(医療殺人を止めよ:Stop Medical Genocideの頭文字)が23日、正式発足した。代表は外交評論家の加瀬英明氏。参議院会館で開かれた発足式では、会の趣旨に賛同する山田宏参議院議員、城内実衆議院議員らが挨拶を行った。カナダとイスラエルから招かれた同問題専門家3人がスピーチを通じて、日本の臓器移植法の整備を
中国のマリオット傘下ホテル、法輪功迫害暴露の書籍が陳列
米ホテルチェーン大手、マリオット・インターナショナル(以下、マリオット)の中国にある傘下ホテルでこのほど、中国当局が主導する気功集団・法輪功愛好者への臓器狩りに関する調査報告の書籍が陳列されていたことを報じられた。中国当局は、先週マリオットが顧客向けのアンケートにおいて、チベット・台湾などを「国家」として表示したことで処分を行った。ブルームバーグが16日伝えた。
中国のある16歳の少女の生い立ち
18年間続いた法輪功学習者への迫害。その家族も計り知れない辛酸をなめている。遼寧省の法輪功学習者徐大為さんの娘さんもその一人。わずか16歳だが、父の死、母との離れ離れの生活、恐怖と隣り合わせの逃亡生活などなどを経験している。
名古屋議会で臓器移植の環境整備について意見書が可決
名古屋議会は11月定例会で、臓器移植と環境整備について国に求める意見書が可決した。12月8日に市会が発表した。違法性の疑われる外国渡航移植の危険性を指摘した意見書は、日本の地方議会で4例目となる。
法輪功、台湾で年次体験交流会を開催
11月25日、台北市の国立台湾大学スポーツセンターに世界数十カ国から集まった中国伝統気功法・法輪功の学習者およそ7500人が集い、自らの精神の向上と修練について語る「修煉体験交流会」を開催した。
患者の安全確保できない臓器移植ツーリズム対策求め 埼玉県議会で意見書可決
日本で臓器移植法が制定されてから20年。臓器移植の普及により、機械や薬剤では治療困難だった臓器の機能回復が可能となり、多くの患者が救われた。いっぽう、臓器移植システムの整わない国では、臓器売買や臓器目的の殺人など、闇のビジネスと繋がりが懸念されている。
「中国では人命はとても安い、臓器のほうが高値だ」元医師の告白
中国の臓器移植ビジネスと中国共産党のプロパガンダに詳しい元医師エンヴァー・トフティ氏が、このたび来日した。14日には広島、16日には東京でそれぞれ中国臓器移植に係るイベントに参加し、講演した。
収容所で薬物注射、暴行、精神喪失…エリート学生が非業の死を遂げるまで
2015年2月、山東省菜陽子市のある農村の井戸で、女性の遺体が浮いているのを住民が発見した。小太りで、下半身は長年の殴打で黒く変色した中年女性。冬にも関わらず、薄着だった。彼女は、かつて「カラスの巣に生まれた金色の鳳凰」と例えられ、農家出身でありながら、北京の清華大学に進学した才女、柳志梅(35)さんだった。
ユダヤ人の子供たちを救出したポーランドの女性
1940年、外交官として数千人のユダヤ人に「命のビザ」を発給し、彼らを迫害から救出した杉原千畝。ポーランドにも、命の危険を冒しながらユダヤ人の子供たちを救った女性がいる。
日本の有識者、中国「臓器狩り」に憂慮 法整備へ向け検討会
大量殺人が疑われている中国「臓器狩り」を憂慮する日本の有識者たちは、国内の問題認知率を高め、「臓器狩り」に日本人が関与しないよう、国内の移植関連法の制定に向けた動きを進めている。
「中国当局の法輪功への弾圧は失敗」=米フリーダムハウス
米国ワシントンDCに本部を置く国際人権団体・フリーダムハウスは22日、中国信仰弾圧問題に関する中国語版報告書を発表した。中国共産党政権が気功団体「法輪功」への弾圧が失敗に終わっているとの認識を示した。
世界で2番目の規模の署名はなおも続く 法輪功迫害の停止を求めて
グローバルな草の根運動が続いている。法輪功の迫害を指示した江沢民・元国家主席を相手取る刑事裁判の実現に向けた署名活動は、国連人権弁務官事務所に宛てた署名運動ではすでに世界で2番目の規模となった。8月中旬、日本の法輪功学習者は、18年にも及ぶ迫害の即刻停止を動きを周知するため、大阪、神戸など関西4都市でパレードを行い、観光客らに署名を促した。
法輪功迫害で初 国が遺族に賠償金30万元支給
健康だった母が、わずか半日の拘束で死亡したのは拷問を受けたためだと、法輪功学習者遺族が公安局を相手取った訴訟で、裁判所は国へ賠償金30万元を支給するよう命じた。法輪功弾圧政策から18年。国の賠償は初めての報告となる。迫害情報を伝えるサイト「明慧ネット」が報じた。
中国移植の権威、「3年後には移植世界一」と豪語 専門家「プロバガンダ」
中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7月26日、AP通信の取材に応え、現在、すでにドナー登録者は21万人を数え、2020年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になる、と豪語した。この見方について、専門家は「プロパガンダに過ぎない」と一蹴した。
臓器の待機時間はわずか4時間…党中央が指揮する中国の臓器収奪
中国で多数の法輪功学習者から強制的に臓器を収奪されている、という証拠が出続けている。最近、公開された受賞作ドキュメンタリー映画『臓器狩り調査10年』は、この残虐行為は、中国共産党政権が指揮していると伝えている。
中国では、多くの法輪功学習者から強制的に臓器を収奪されている、との証拠が出続けている。最近、公開された受賞作ドキュメンタリー映画『臓器狩り調査10年』は、この残虐行為は、中国共産党政権が指揮していると伝えている。
【インタビュー】18年の雨風(3)父と子
あらすじ:法輪功学習者の劉鋼さん(50・仮名)は、将来を有望視された中国の研究機関勤務の研究員だった。弾圧政策後、日本に来て18年経つ。メディアの中傷、職場での圧力、当時の「嵐のような」迫害を振り返る。
「反迫害ムーブメントを起こそう」池袋で法輪功がパレード
法輪功弾圧から18年。中国で迫害は今もなお続いており、多くの無実の人々が拘束され、拷問を受けている。非人道的行為の即時停止を求めて、7月17日、東京都内で、日本在住の法輪功学習者たちがパレードと集会を開いた。
中国で初、法輪功愛好者が公安局を提訴 地裁が立件受理
中国共産党政権により迫害されている法輪功の愛好者がこのたび、公安当局を相手取り地方裁判所に提訴したところ、立件が受理された。弾圧が続くなかで初のケースとなった。
「中国人、目を覚まして!」違法ではない法輪功に違法な判決(2)
法律で、法輪功の学習が犯罪行為になるとは定められていません。中国共産党は14の宗教団体をカルトに指定していますが、その中に法輪功は含まれていません。公安部や国務院官房、中国共産党中央委員会事務局のいずれも、何かをカルトに指定する権利を持ってはいないのです。
中国、法輪功愛好者 無罪釈放事例が増加
中国当局から弾圧を受けている気功団体、法輪功の愛好者はこのほど、当局に無罪釈放された事例が増えた。背景には、愛好者らが18年間にわたって迫害を国内外で訴えてきたほか、習近平政権が公安局、法院(裁判所)、検察院などを管轄する政法当局幹部に対して、汚職、職権乱用などに厳しく取り締まることと大きく関係する。
江沢民派最後の反撃か 中国最高裁・検察の「司法解釈」(2)
「両高」の「解釈」には、邪教のリストが明確に言及されていない。しかし、列挙された刑罰の構成要件はすべて、中国国内で受けた迫害の事実を訴える法輪功学習者を対象としていることが明らかだ。
中国最高裁と最高検 「不法な立法」新解釈を発表
中国最高人民法院(最高裁)と最高人民検察院(最高検)は25日、共同で『邪教組織を利用して法律実施を妨害する等刑事案件適用法律の若干問題に関する解釈』(以下、『解釈』)を公布し、2月1日から実行すると発表した。専門家は、同『解釈』の公布は、中国共産党政権が国内法輪功愛好者への迫害をエスカレートし、江沢民前国家主席の迫害政策を強化する目的にするものだと分析し、党内権力闘争の激しさをも反映したと指摘した。