天安門事件の記念像、さらに2大学が撤去 香港
[香港 24日 ロイター] - 香港の二つの大学が24日、1989年の天安門事件を記念する像を構内から撤去した。 香港中文大学は、高さ6.4メートルの「民主の女神像」を撤去。大学側は「無許可の像」を撤去したとの声明を発表した。 元学生は「ショックだ。民主の女神像は大学の自由な雰囲気を象徴していた」と語った。 嶺南大学も、天安門事件を記念するレリーフを撤去。大学側は「法律上・安全上のリスク」
中国本土の大学生、香港デモに続々声援メッセージ 「中国共産党は必ず滅びる」
中国本土の大学生らは13日、今週香港警察に厳しく取り締まれた香港中文大学と城市大学の学生のために、ネット上で声援活動を発起した。数日内、500人以上のユーザーが学生証や卒業証書の写真を添えて支持のコメントを投稿した。
香港デモ「天安門事件の再来」と専門家 米議員、香港人権法案の早期採決に働きかけ
香港情勢が緊迫化している。香港警察が11日、香港島東部の西湾河で若者に向けて実弾を発表した。これを受けて、中国官製メディアは一斉に、若者を「暴徒」とし、香港政府に「暴徒・暴力を止め制するよう」と強硬な論調を始めた。専門家は、中国当局が民主化を求める学生を武力鎮圧した1989年天安門事件を「香港で再現しようとしている」との見解を示した。米上院では「香港人権・民主主義法案」の早期可決に向けて、議員らが働きかけている。
中国当局、本土出身の大学生を香港から退避 台湾も
香港警察は12日夜香港中文大学の構内で、学生らで組織されたデモ隊を強制排除するため、大量の催涙弾やゴム弾を発射した。13日、中国本土出身の大学生は、香港警察や中国当局の出先機関によって香港から退避させられた。中国当局が今後、軍介入も含めて、より強硬な手段で香港の抗議者を鎮圧していくとの見方が出ている。
香港情勢が悪化、共産党重要会議で「早期沈静化で一致」のためか
香港では8日以降、市民とデモ隊を鎮圧する警察の間で衝突が激化している。専門家は、中国当局が10月末に開催された共産党第19回中央委員会第4回全体会議(4中全会)で、香港情勢について党内で意見一致し、抗議者への取り締まりを一段と強化するよう香港の林鄭月娥長官に命じたとの認識を示した。
香港民主派団体、「撤回しなければデモ再開」 逃亡犯条例改正案で
香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は18日の記者会見で、犯罪容疑者の中国本土移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案について、「社会の対立が解消されない限り、改正の手続きを再開しない」と改正案審議の延期を再び言及した。長官は香港の混乱状況を招いたことに「謝罪する」と述べた。一方、各大学の学生会などは、政府が依然に改正案の撤回を拒んでいると批判、政府が現地時間20日午後5時まで、撤回を明言しなければ、21日に政府機関などの前で抗議活動を再開すると発表した。
株式市場に波風を起こす30兆元のホットマネー
【大紀元日本1月12日】中国の元老級の経済ブレインで、国務院発展研究センター研究員である呉敬漣氏は、香港において、中国の遊休資本は過剰であり、保守的に見積もって、30兆元のホットマネーが波風を起こし