「夫は今も生きているのですか?」 中国人権派弁護士・高智晟氏
「私はただ、彼が生きているかどうか知りたい」人権派弁護士・高智晟氏の妻の思い。
失踪して7年「あなたは今どこに?」 中国人権派弁護士・高智晟氏
「中国の良心」、高智晟氏はいまどこ?
高智晟著『神とともに戦う』(85)権利を護りぬいた軌跡「この政権の敵は他でもない」(4)
田宝成夫婦は陳情をしたという理由で上海市政府から数年にわたって受けた迫害の体験を、3万字に及ぶ告発資料にして綴ってくれた。老夫婦がこの数年間に受けた、人間性の欠如した痛ましい迫
高智晟著『神とともに戦う』(82)権利を護りぬいた軌跡「この政権の敵は他でもない」(1)
執政政府を自称する中共は、何者かによって政権を転覆させられることを恐れ、内心では常に気をもんでいる。その恐怖と焦燥は既に手に付けられないほど病的であり、例えば疑いの目を向けた
高智晟著『神とともに戦う』(81)権利を護りぬいた軌跡「一つの省と一人の盲人との間の戦争」(2)
この一人の盲人との戦争において見られた効率的でタイムリーな国家機関の動員、迅速な暴力資源の投入といった能力の高さは驚く程である。手強い相手――盲人の陳光誠氏を屈服させるため、
高智晟著『神とともに戦う』(79)権利を護りぬいた軌跡「納税者への扱いは獣以下だ」
2003年以降、太石村や陜北油田事件と同じような、役人が民衆を虐待する血も涙もない事件が次から次へと発生した。しかも残酷な迫害を受けた公民には、一向に冤罪を訴える場所がないの
高智晟著『神とともに戦う』(78)権利を護りぬいた軌跡「納税者への扱いは獣以下だ」(1)
広州市当局が平和的に権利を求めた同胞に対して、再び悪辣な手を下したことを聞いて実に驚いた。中華人民共和国の普通の公民として、広州市当局が公然と憚ることなく納税者へ野蛮で残虐な
高智晟著『神とともに戦う』(74)権利を護りぬいた軌跡「ヒューマニズムに勝るものなし」(2)
「どうにもならない」その上「なんともしようがない」と実感させられているのは、この数年来、法輪功修煉者を連行する口実がとんでもない理由にまで発展してしまったからだ。
高智晟著『神とともに戦う』(73) 権利を護りぬいた軌跡「ヒューマニズムに勝るものなし」
【大紀元日本11月22日】1999年7月20日から始まったのが、中国政府が法の枠外で行っている、「法輪功(ファルンゴン)」の同胞への赤裸々な迫害である。それから6年を迎えようとしていたとき、河北省の
高智晟著『神とともに戦う』(72)ギネス記録級の荒唐無稽ぶり②
【大紀元日本10月3日】本案件で問題となっている家の所有権は、馮さんが有している。一切の権力に対抗できるはずのこの権利は、馮さんが先祖から受け継いだものである。先祖代々受け継がれてきた不動産の権利は
高智晟著『神とともに戦う』(71)ギネス記録級の荒唐無稽ぶり①
【大紀元日本9月19日】今の中国社会では、国家権力はまったく監督も制約も受けないため、思いのままにふるまうことがすでに日常的な政治の「風景」にまでなってしまった。自分の利益を基準とする政府部門もあれ
高智晟著『神とともに戦う』(70)「中央政府の承認」とはどんな基準なのか②
【大紀元日本9月5日】面白いのは、その後、我々と接触するうちに、これらの官僚がみなそろって、油井接収の正当性についての論法を少々変化させたことである。すなわち、それまでの「合法行為」説から、「中央政
高智晟著『神とともに戦う』(69)「中央政府の承認」とはどんな基準なのか①
【大紀元日本8月29日】7月12日から陝西省政府、その下の楡林市政府、さらにその下の靖辺県政府は、違法かつ野蛮にも、中国内外で名高い人権派弁護士の朱久虎氏および石油採掘経営に関わる11人を拘束した。
高智晟著『神とともに戦う』(68)
【大紀元日本8月8日】では、誰が懸案となっている土地の占用者なのか。実のところ、この問題は非常に簡単で、道路優先権者が誰なのかを見ればいいのだ。道路優先権は敷地の所有権によって決まる。本案件に関する
12・10「世界人権デー」 中国共産党による弾圧停止を訴え、世界中でデモや集会が開催
12月10日は「世界人権デー」と定められており、今年は宣言採択75周年にあたる。この日を中心に、世界各国で中国共産党に対する抗議活動が行われた。
2023年失踪した中共高官26人 「誰もが安全ではない」
2023年は中共(中国共産党)幹部「失踪の年」。少なくとも四人の指導者を含む中共党、政府、軍の高官らが失踪した。
高智晟著『神とともに戦う』(67)政府が何もしないことこそ国民にとって最大の善行①
【大紀元日本7月4日】先月私は、メディア数十社が北京友誼賓館で開いた、円明園の浸水防止工事問題の研究討論会に出席した。討論会の後、政府に今何を言いたいかと記者に問われた私は、「現在の政府が何もしない
高智晟著『神とともに戦う』(66)頻発する学校死亡事件②
【大紀元日本5月22日】子供が突然亡くなるというこの世で最も沈痛で悲しい事件が起きてしまったら、理性をもって、そのような悲劇を招いた目に見えない危険と不足点を探し、亡くなった幼い命を、自らの覚醒とす
高智晟著『神とともに戦う』(65) 頻発する学校死亡事件①
【大紀元日本5月1日】私の目の前に置かれているのは、子供(小学生・中学生・大学生)が死亡した3つの案件である。そのうち、2人の子供の写真は、しばらく前からずっと私の仕事机に置かれている。 その写真だ
高智晟著『神とともに戦う』(64)2>163(2は163より大きい)⑤
【大紀元日本4月26日】(5)地方裁判所は、別荘主敗訴の判決を言い渡す時、「土地管理法」第58条の「国は、『公共の利益のため必要な時には土地使用権を回収する』権利を有する」しか引用せず、「都市不動産
高智晟著『神とともに戦う』(63) 2>163(2は163より大きい)④
【大紀元日本4月5日】2、「強制立ち退き祝賀会」までの道のり 1、2003年4月および2003年8月、広州市政府は「芸術村の3つの別荘地区を強制撤去する」との通知を貼り出した。すると別荘の所有者たち
高智晟著『神とともに戦う』(62) 2>163(2は163より大きい)③
【大紀元日本3月20日】2002年、中国人民政治協商会議全国委員会が、同委員会主席(当時)であった李瑞環氏の提唱により、中国文化の真髄を発揚させるため、北京で京劇や中国画などのコンクールや個展が次々
高智晟著『神とともに戦う』(61) 2>163(2は163より大きい)②
【大紀元日本3月6日】1、「殺戮」前の小谷囲芸術村 広州市南部の郊外、元番禺区に新たに造られた鎮(日本で町に相当する行政単位)からは、川に浮かんだ小島が見える。その名を「小谷囲島」という。この島は、
高智晟著『神とともに戦う』(60) 2>163(2は163より大きい)
魯迅先生はかつて、中国には価値あるものを残していくのは困難だと言ったことがある。確かに中国当局は、価値の分からないものは徹底的に破壊し尽くすが、一旦その価値が分かれば、無理や
高智晟著『神とともに戦う』(59)“黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年⑥
中国で今日発生している、野蛮な暴力を主な手段とする強制立ち退き、およびその他の数多(あまた)の公然と存在する、無辜の公民に対する残忍な悪行は、モラルある社会に恐怖と絶望をもたらした。
高智晟著『神とともに戦う』(58) “黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年⑤
2005年3月29日、午前8時、崇文区の政府当局は、公安、武装警察、特殊警察など合わせて100人近くを率いて、北京市民・丁年さんの合法的な私有財産(訳注、居住する家屋を指す)
高智晟著『神とともに戦う』(57)“黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年④
2004年末、北京の障害者、李大成さんが手紙でこう窮状を訴えた。「2004年11月5日の早朝、正体不明の屈強な男たちが突如、私の会社と家に押し入ってきました。私は拉致されて、北
高智晟著『神とともに戦う』(56) “黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年③
2004年5月14日、朱租德、王翠娣という上海の老夫婦が、私にあてた手紙で自分たちの窮状と絶望を訴えてきた。「上海市宝山区の地元政府と公安局が、警官、私服警察官、
高智晟著『神とともに戦う』(55) “黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年②
悪人が結託して悪さをすることにかけて、中国は「悠久」の歴史を有する。同じく、中国において、そのような「悠久の価値観」は、後代になればなるほどエスカレートするのである。中国の
高智晟著『神とともに戦う』(54) “黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年①
撤去される前の黄じいさんの家は、人民大会堂から3キロほどの所にあった。その家が破壊される数週間前、人民大会堂には3千人近くの人民代表が集まり、私有財産を「憲法」の保護に入れ