【大紀元日本2月9日】グローバル大紀元時報グループの技術総監・李淵氏は、2月8日正午米国アトランタの自宅で、複数のアジア系男性に襲撃され、重傷を負った。襲撃者は李氏の仕事用のパソコン2台だけを持ち去り、金や貴重品などには手をつけなかったという。大紀元時報は中国国内の真相を報道し続けているため、中共政権による情報封鎖の対象となっている。同氏はこうした情報封鎖を突破する技術を開発する専門家で、大紀元時報の技術総監を務めている。関係者らは、今回の襲撃事件には中共政権が
被害者の李淵・技術総監は顔に15針を縫うけがを負った(大紀元)
関与しているとみている。
同氏によると、8日正午12時ごろ、アジア系の男性2人が配達員を装って、それぞれ拳銃とナイフを持って自宅に突入した。2人が李氏にひどい暴力を振り、そしてガムテープで口、目、耳を封じ、手足も縛った。その2人は韓国語を話していた。その後李氏の聴力判断によれば、さらに2人の男が現れ、そのうち1人が中国語で、金庫の居場所を聞いてきた。
血に染められた布団(大紀元)
男たちは家中を引っくり返し、探し続けて約30分、李氏をそのまま放置して逃げた。
結局、同氏は自力で足のロープを解き、隣人の助けで警察に通報した。現場を調べた結果。仕事用のパソコン2台だけが持ち去られ、現金やビデオカメラなどの貴重品は盗まれなかった。辺りの住宅街は非常に治安が良いため、いままでこのような犯罪はなかったという。警察や病院関係者も驚いた様子。李氏は顔に15針を縫うけがを負った。
ファイルを保管していたロッカーもこじ開けられた(大紀元)
事件後、大紀元グループの副総裁・王学科氏は、「犯人らは白昼堂々に犯行を及んだことから、李氏の家庭状況を熟知し、自宅で1人にいるところを狙ったのであろう。それにパソコンと外部のハードディスクしか盗まなかったことから、犯行の目的は金目当てではないと考えられる。李氏は法輪功学習者であり、大紀元グループ全体の技術総監を務めている。一連の状況から判断すると、今回の犯行には中共政権が関与している可能性が非常に高い。彼らの目的はまず大紀元のネット封鎖を突破する技術を破壊し、同時に関係者を脅迫するためでもあろう」と見解を示した。
大紀元グループの総編集長・郭軍氏は、「大紀元は中国国内の脱党運動や、人権活動、法輪功への集団迫害など様々な真相を報道するし、さらに中共のネット封鎖を突破する技術も開発した。大勢の国内の民衆は、ネット封鎖を乗り越え、脱党の声明文や、各種の情報を大紀元に寄せ、そして大紀元の報道を通じ、国内外の真相を了解している。この事は報道自由を封殺し、詐欺宣伝を繰り広げる中共政権にとって、最強の脅威である」と中共の関与を示唆し、国内各界の方々と国際社会がこの事件に深く関心を示すよう呼びかけた。
李氏本人は事件後、「これはヒステリックな報復劇だ。しかし、私のパソコンは高レベルにセキュリティ化されており、犯人の目的は達成できないはず。それにこのような脅迫手段で私を止めようとしたら、誤算である。これからも今まで同様に中共政権の邪悪を暴露し、その罪悪を世界の人々に伝えていく」と固い意志を語った。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。