中国臓器狩り:豪州テレビ局、特集番組を放送

2006/08/27 更新: 2006/08/27

【大紀元日本8月27日】カナダの前アジア大洋州担当大臣、前カナダ議会議員のデービッド・キルガー氏と欧州議会副議長のエドワード・マクミラン・スコット氏が8月15日、オーストラリアを訪問、中国共産党が臓器の奪取を目的として存命中の法輪功学習者を殺害し、臓器売買で暴利をむさぼっているという法輪功側の告発について政府要人と会見した。豪州放送局(ABC)のテレビ番組「レイトライン」はキルガー氏のインタビュー番組を放送した。
番組内容は次の通り(英文スクリプトはこちら)。

トニー・ジョーンズ(司会。以下「ジョーンズ」):デービッド・キルガーさんは今年1月まで、カナダ議会議員を26年間勤め、その間、2002年および2003年のアジア大洋州担当大臣を含む様々な職務を兼務してこられました。議員となる前にはキルガーさんは法律の仕事をしており、マニトバ州の公訴官を勤めておられました。我々は今ここキャンベラのスタジオにキルガーさんをお迎えしております。キルガーさん、お越しいただきありがとうございます。

デービッド・キルガー(前カナダ議会議員、以下「キルガー」):お誘いいただき、ありがとうございます。

ジョーンズ:あなたの報告書を詳しく読ませていただきましたが、可能性が2種類あると思います。一つは私たちがまだ見たこともない新たな邪悪の形を明らかにした可能性であり、もう一つは、あなたが信じられないような手段、そう、あの「ヒトラー日記」さえもあまりにも単純と感じてしまうほどの周到な方法で騙されたのではないかという可能性です。私たちはどのようにすれば状況を知ることができるのでしょう。あなたの報告を読み終えた後、私は完全に確信を持てませんでした。

キルガー:それは驚きですね。その報告書を読んだことがある欧州ブリュッセル、ベルリン、パリ、ロンドンの人々と会った時、彼ら理性ある人々は皆私たちの報告書は正しいと言ってくれましたよ。私たちは18項目の証拠を並べましたが、そのうち最も重要で、心からそのとおりと思わせるものは、あなたもご存知のとおり、医療機関の人々が話してくれたことです。彼らは事実上、法輪功学習者を収監し、いつでも利用可能な状態で所有しており、随時に臓器狩りができます。私たちは一週間以内に臓器移植の手術ができるという中国のウェブサイトを指摘しました。私たちはまた、例えば今日、キャンベラに住む陳陽氏は私たちに、彼女が労働教養所で如何に酷い扱いをされたかを話してくれました。しかし、収監された法輪功学習者だけに対して、血液検査やコンピュータ支援血液移植によって詳細な医学検査が行われました。18項目の証拠によって私たちはこのような状況が多く発生していることが分かります。しかも、このような恐ろしい事が現在中国の多くの場所で大規模に発生しているのです。

ジョーンズ:かつて収監され、現在は自由の身となっている人は、収監されている法輪功学習者に対する医療検査が強化されたと証言しているのですが、これはあなたがさきほどおっしゃった内容に対する一歩進んだ証明ではありませんか。

キルガー:そうです。しかし、次いでに話しますと、貴方もご存知のように、ヨーロッパ議会からお越しいただいた私の同僚、欧州議会副議長のエドワード・マクミラン・スコット氏は最近中国に行ったことがあり、そこで彼はある人に会い、その人の友人の臓器が摘出されたのを自分の目で見たという話を聞きました。今この人はすでに失踪しています。これが、スコット氏が私と一緒にオーストラリアに来た理由です。彼はこのようなことが実情を話してくれた人々の身に起こっていないかと、とても心配しているからです。

ジョーンズ:これはとても重要なことです。我々に直接そのような証拠を検証させてください。先におっしゃった電話調査の証拠も含めてです。報告書の中には、一連の中国各地のベテラン医師や医院と医療関係者との電話会話の内容、また、Mという匿名の人が密かに記録した電話内容が少なくとも一組書かれています。電話を取った人はこの簡単かつ明確な状況と詳しい内容を公開しました。それは、政治犯は生きた健康な臓器倉庫としてお金を持つ病人の臓器移植のためにつかわれているということです。なぜあなたはこのような録音を信じ、このような極めて重要な録音が偽造されたものではないと信じたのか、理由を教えてくれますか。

キルガー:私は彼らの電話での会話の内容を聞きました。私は中国語ができませんので、私は自ら雇った翻訳者と一緒に録音テープを聞きました。私は手元に録音の記録文を持っています。翻訳者は録音テープを聴きながら翻訳してくれました。私は整理した文章に彼がサインした後、納得しました。一人の前公訴官として、これらのものがどのように作成されたかを私は非常に細かく調べました。我々は電話記録内容を確認し、全ての関連するものを調べ、これらの内容が正確かつ公平なものであることを証明しました。私はどんな理由もなく、これらが人を騙すもの、あるいは人を騙そうとしているものとは考えられません。

ジョーンズ:話を一歩進めましょう。明らかに、Mという人は広西省のある上級公安官僚や、瀋陽のベテラン内科医者や、北京軍隊医院のあるベテラン外科医者とは以前に面識がなく、しかも話したこともないにも係わらず、電話をかけると彼らは相当に私たちが国家機密と思っていることをかなり話してくれました。全ての人がこのようなことをしているのが、どうしても私には理解できません。

キルガー:これはいい質問ですね。もちろん私も同じ質問をしたことがありました。実は彼女はとても多くの病院に電話をかけました。私が知っている限り、多くの人は自分がこのことについて話してはいけないと言いました。しかし、全国でただ15人が愚かなのか馬鹿なのか、あるいは正直な人間だからなのか知りませんが、事実を告白しました。その文章の中にあるとおり、時々「このことについては話してはいけません」とか「これは国家機密です」とか、彼らはあれこれ話をしていましたが、報告書の中に引用した15箇所の医療機関は、みんなが正直に私は想像すらできない事情を漏らしてくれました。

ジョーンズ:M 氏は電話の中でどのように話したのですか。報告書の中ではそれについて明確に書いていませんが。

キルガー:私は非常に細かく彼女とこの問題について調べました。彼女は自分の家族のためにドナーを探しているといいました。もちろん彼女が話したのは中国語ですから、電話に出た人も彼女がどこから電話をかけたのを知らないのです。実は彼女は北米から電話をかけたのですが、彼らは知りません。

ジョーンズ:あなたは電話の向こうの人が報告書中の人であることをクロスチェックしたことがありますか。たとえば、ある北京軍隊医院のベテラン医師ですが、この人の電話番号を調べ、この人に電話をかけて、同じ声であることを確認しましたか。

キルガー:私たちはこれらの電話番号を調べ、しかも一部の実例については確認のために再び電話をしました。実は非常に特別な事例があったのですが。私たち、いや、「彼らが」死体を焼却する火葬場に電話した時、火葬場の人はこのようなことが発生していると認め、私が言っていることは、この大きな国で系統的に行われていることであり、彼らは関係者以外に「何も言わない」ということを、あるいはもし今彼らの誰かに電話をかけたら、どんなことについても言わないようにと全員が注意されたと私は考えています。実に、私の同僚が言いました。彼女は最近電話をかけたのですが、このような話を聞いた途端に向こうから電話を切られました。今、この方法は通用しなくなりました。しかし、6月にはこのような電話は全部通じ、例としてこのような非常に特別な告白を記載しています。

ジョーンズ:誰が電話をしたのですか?貴方は「彼ら」とおっしゃいましたが、調査員がいらっしゃるのですか。

キルガー:二人います。一人はカナダにいます、もう一人はボストンにいます。彼らはとても真剣に行っています。我々は会話の録音を持っています。本当に見たい、あるいは聞きたいと思っている方全員に提供できます。

ジョーンズ:各国政府はこの資料を知っていますか。これを情報部門に渡すのですか。必要であれば、これらの人たちが全てを調べ、クロスチェックしてくれますが。

キルガー:私はこれらの資料を各国政府に提供することを大変嬉しく思います。私たちはずっと各国政府に対し、オーストラリア政府のように真剣にこの件に対処するようにと願っています。ついでの話ですが、私たちは自発的であり、今回のことについていかなる報酬も受け取ってはいません。私たちはこのことで2ヶ月を費やしました。私たちは国連と関連組織がアムネスティ・インターナショナルのように調査を行うことを希望しています。我々はすでにアムネスティ・インターナショナルとヒューマン・ライツ・ウォッチと全面的に協力していますが、国連が所有している資源と人力を使って今回のことが調査されるよう、心から希望しています。

ジョーンズ:明日はオーストラリア政府のどなたと会見するのですか。

キルガー:それは、我々の会った人…それは個人的なことで、ここで話すのは相応しくないと思います。ただ、ターナー外相とは会おうと思います。彼とはお互いよく知っていますから、彼が時間を作って私たちとこの問題について話し合ってもらえることを切望しています。また、野党も含めて議会議員とも面会したいです。これはある一部の人に関する問題ではありませんから。これは人権問題に関することであり、オーストラリアの人々一人ひとりにとってよいことであり、そしてオーストラリア人は、原則を守るということを支持してくれると思っています。

ジョーンズ:オーストラリア政府と中国とは密接な関係があり、貿易関係も大変緊密です。でもあなたは、あなた方が提起した問題が大変重大で、オーストラリア政府もこの件に関して注目し、調査あるいはこの指摘の事実確認をするべきだと彼らに分からせる自信がおありのようですね。

キルガー:ええ、もちろんです。オーストラリア政府が中国に対して(人を殺して臓器を取り出すことを)即時に止めることを要求したら、中国がオーストラリアの天然ガスを買わなくなると信じている人が、オーストラリアにはいるでしょうか。また、二年後の2008年のオリンピックも忘れてはいけません。もしオーストラリア政府、さらにはカナダやアメリカやヨーロッパなどが皆この殺人を即時に停止するように言えば、私は殺人をやめさせられると思いますし、すくなくともオリンピックは開催されなくなるでしょう。全ての人がこの件に関して呼びかけなければなりません。皆が冷淡に話をするだけで終わらせ、「彼らは天然ガスを買ってくれる」などと言っていては何の意味もありません。

ジョーンズ:キルガーさん、もし国連や他の国の政府が調査を行い中国が確かに数千名にも及ぶ政治犯・良心の囚人を殺害しているということが証明されたら、オリンピックは北京では開催されない、とおっしゃっているのですか。

キルガー:これは興味ある質問ですね。その問題を考えようとは思ったことはありませんでした。しかし、現在私たちが最も行うべきことを考えると、最もしなければならないことは、人を殺して臓器を収奪することを止めさせることです。この殺人は中国において現在もなお大規模に行われているのですから、直ちに止めさせなければなりません。

ジョーンズ:証拠の件に話をもどしましょう。あなたは臓器移植数の統計の証拠を中国大陸の病院のウェブサイトから見つけられたそうですが、その証拠について簡単に話してくださいませんか。

キルガー:「中国国際網頁」というウェブサイトについて話しましょう。そのサイトは6種類の言語で書かれており、ある日の晩、私がこのウェブサイトを見たところ、そのサイトには内臓のドナーが基本的に直ちに得られると書かれていました。オーストラリア、カナダ、あるいは他の地域では長い間待たされることは言うまでもないでしょう。腎臓や肝臓をすぐに提供できる人がいるということは、そこには臓器を提供する機会を待たされている人々がいるということだと思うのです。これは大変心が痛む仮説ではありますが、しかしそれ以外に説明がつかないのです。私たちの統計は2000年から始まりますが、四万一千件の移植手術において臓器の出所が分からないのです。この年はちょうど法輪功学習者が弾圧され始めてまもなくの頃です。

ジョーンズ:それでは続けましょう。さきほど「説明がつかない」とおっしゃったのはつまりあなたがドナーがはっきりしているものを除いて、さらに四万一千件の移植手術においてドナーが見つからないということでしょうか。

キルガー:死刑囚、脳死した人、そして提供された臓器です。中国の伝統文化においては臓器を提供する習慣はありません。また献体の意思がある人もごく少数です。四万一千件の手術には、四万一千人の死者が必要であるわけではありません。人一人から提供できる臓器は一つではなく、およそ7、8個まで提供できます。

ジョーンズ:数千人が死亡したということですか。

キルガー:そうです。千人ぐらいです。

ジョーンズ:残りの時間を使って、最大の争点となっている証拠について話を進めましょう。つまり生存中あるいは先に殺害された後、収監されていた人々から手術で2000個以上の角膜を取り出した外科医の前妻の証言についてです。

キルガー:そうです。彼女の証言については特に慎重に扱いました。2000名もの人々の角膜です。彼女はインタビューを受けたときに、それが蘇家屯の病院で行われたと言いました。そして彼女の前夫は二年間摘出をしたのです。信じてください。私は呉さんに会いに行きました。彼と一緒に昼食と夕食を食べ、長時間にわたってこの件について議論しました。

ジョーンズ:呉弘達氏の話を持ち出されましたね。話題を変えたからでしょうか。呉弘達氏は知る人ぞ知るこの方面の専門家で、彼はこのようなことは起こっていないと主張しています。彼は蘇家屯地区に調査員を派遣して調査したところ、その女性が言うような大型地下施設も無かったし、数千人もの人々を押し込める場所も、収容キャンプもなかったということから、彼はその場所ではこのような事が起こるはずがないと言っています。

キルガー:信じてください。呉弘達氏が述べたことについて、私は事細かく彼と議論しました。私はとても彼を尊重しています。呉氏が述べたことは全て3月9点xun_ネ降のことであり、基本的には二人の人が警鐘を鳴らした後のことです。しかし私たちが話したいのは3月9点xun_ネ前に起こったことです。このことは彼らとの間で根本的に異なるところです。しかし、事実は彼女の前夫が言ったとおり、彼が手術をしたくなくなるまでの二年間に全部で二千件、つまり二千人余の人の角膜手術を行ったことです。こんなに多くの手術などできないと言う人もいますが、一人の人の目から角膜を取り出すのにおよそ20分あればよいことを私たちは発見しました。計算すると、彼はおよそ83日あれば全てできることになります。つまり非常な努力をすれば83日だけでよいのです。従って2年間にはこんなに多くの手術はできないという意見は正しくないのです。

ジョーンズ:彼女は前夫が行った手術で大金を手にしました。そして収監されていた人々は手術室に運び込まれ、注射器で致死量の薬剤…

キルガー:カリウム。

ジョーンズ:カリウムを注射されて心臓を止め、その後手術用の台車で複数の手術室に順番に運び込み、たくさんの臓器を摘出した、そうですか。

キルガー:彼女は、初めの状況はあなたが先ほどおっしゃったように処理されたと言っています。しかし臓器摘出の回数が増えるにつれて、医師や看護士も感覚が麻痺してしまい、一箇所の手術室で各々が取り出したい臓器、角膜を、心臓を、肝臓、腎臓というように、全て摘出するようになりました。

ジョーンズ:その証人の女性が結婚した医者は、まさにその人であるとあなたは確かめたことはありますか。彼と連絡を取って、そのことが確かにあったと証明しようとしたことがありますか。それというのも、現在の証拠はまだ二次的なものだからです。

キルガー:そうしてみたいと、私はとても思っています。しかし、考えてみてください、彼は現在すでに中国を離れています。私は彼がどこにいるかを知っていますが、彼の行為は2000名もの人の殺人と何ら違いのないことであり、これは反人類的な罪です。このことはあまりにも重大なので、もし彼が証言に立ち上がろうとしても、きっと今いる国の政府の庇護を取り消されると彼は恐れているに違いありません。彼は、今は表に出ず、彼の妻子も中国を離れました。それが彼の前妻です。

ジョーンズ:彼女の話はまさに魔物が人を食らう物語のようです。しかもこの物語はまだ進行中です。彼女はまた現地の医療衛生管理部門が刺客を雇って彼女と前夫とを殺害しようとしているにちがいないと言っています。なぜなら、殺害は未遂に終わりましたが、彼女はかつて刺されたことがあるからです。前夫は幸運にも逃げ切り、傷を負いませんでした。というのも、私はまさにこの点で彼女の話を不思議に思ったのです。論理的に考えて、医療当局は臓器摘出に携わった医師や看護士たちを抹殺するに違いないからです。

キルガー:彼がさらなる手術を拒んだときに遭遇した厄介ごとを話してくれたことで、私は2003年のSARSが北京で爆発的に流行したことを思い出しました。当時彼は他の数名の医師とともに北京に連れてこられ、SARSの処理に当たらされました。彼が話したこのことについて注目するべきだと私は思います。彼は当時本当に、一度行ったら帰らないほうがよいと思っていました。しかし彼はSARSで死なずに済み、帰ってからあの手術の出来事がおこりました。私はその場にいたわけではないので、どのようなことが起こったのかを完全に肯定できるわけではないのですが、彼女ととても長い間話をしたことによって、彼女が自ら見た真相を可能な限り精一杯述べていると信じることができました。そうでなければ、彼女は前夫のことや、彼女自身が他人によって傷つけられたことを話しはしないでしょう。彼女は母親が医療分野で働いていると言っていることを覚えておかなければなりません。そうすれば彼女がどのようにこのことを知ったかを理解できます。

ジョーンズ:もし、このことに関するあらゆることを調査できるのなら、独立調査団を派遣して調査することが、比較的容易にあなたの調査によって発見した状況を検証できるに違いありません。多くの人がこのことに関与していますが、国連や故人、あるいはあなたが接触したことがある人権組織など、彼らには立証する意思、これらの詳細について実際に証明しようとする人がいるのでしょうか。米国政府、あるいは官僚はそうしようとしないのでしょうか。

キルガー:私はすでに米国務省、ロンドンのアムネスティ・インターナショナル総本部、ニューヨークのヒューマン・ライツ・ウォッチと話をしました。この3つの組織が一緒になってこの件を解明しようとしていることを知り、私はうれしく思いました。それから、ウィーンにいる国連の反拷問専門家マンフレッド・ノバックも参加すべき人のうちの一人でしょう。彼と語っているとき、私はこの件に関する調査は完遂できると楽観的に見ていることを話しました。しかしもしこのことを行おうとすれば、このような暴行を直ちにやめさせなければなりませんが、これはまさにオーストラリア政府が国会議員、あなた、私、そしてその他の人々が全力を尽くして中共政府に分からせるよう動かなければならないのです。人を殺し臓器を売る行為は絶対に容認することができません。

ジョーンズ:あなたはオーストラリア首相とこの件について話をするつもりですか。このことはあまりにも尋常ではないから、立証する方法を考えなければならないと思いますが、どうですか。

キルガー:はい。しかし、数ヶ月前にカナダで亡くなりましたが、19歳のときにアウシュビッツ収容所から脱出し、その収容所で何が起こっているのかを世界に知らせた人のことを知っておく必要があると思います。あの頃、1943年には、世界中が「このようなことは起こりえない」と言っていました。彼が「本当に起こっているのだ」と言っても、誰も彼の言うことを信じませんでした。現在私たちは皆、アウシュビッツ収容所で何が起こったかを知っています。現在も同様にあのような極めて尋常ではない事件が起こっているのです。しかし、申し上げたとおり、私たちは最大限に努力して調査した結果、このような遺憾な結論に達したのです。人を殺して臓器を売る行為はいまでも起こっており、しかも大規模に行われているのです。だからこそ、これらのことは止めるべきなのです。

ジョーンズ:デービッド・キルガーさん、私たちは今後数週間に行われるあなたとオーストラリア政界との会談の状況に注目しております。当番組、レイトラインで告発を証明し、関連する質問にお答えいただき、ありがとうございました。

キルガー:ジョーンズさん、インタビューに感謝します。

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