【大紀元日本1月13日】インドネシアの女性二人が鳥インフルエンザ感染で、それぞれ昨夜と今朝死亡したことが現地当局の発表で分かった。死亡した二人のほか、もう一人の感染例が確認された。これにより、インドネシアの鳥インフルエンザによる死亡者数は61人に上る。
AFP通信の報道によると、二人は共に11日にジャカルタのペルサハバタン病院に運ばれ、鳥インフルエンザ感染と診断された。27歳のズルファーさんは現地時間昨夜10時半死亡し、22歳のアフリアニルさんは現地時間午前零時過ぎに死亡した。
当局によると、もう一人の若い患者も鳥インフルエンザと診断されたが、現在状況不明。
死亡した二人は先月30日、市場で買った鶏を自宅に持ち帰った後、周囲で多くの鶏が突然死んだという。
数日前にも、インドネシアでは37歳の女性と14歳の少年が同感染で死亡した。
これまでの人感染例の多くは、感染した鶏と接した後に発生した。2003年以来、世界で150人以上がH5N1型鳥インフルエンザの感染で死亡した。
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