ミャンマー流血弾圧に抗議、ロンドンで1万人デモ

2007/10/08 更新: 2007/10/08

【大紀元日本10月8日】ミャンマー軍事政権による僧侶や民衆、民主活動家の弾圧に抗議するデモ活動が、香港、バンコクなどアジア都市にて相次いで行われた。10月6日、在英ミャンマー人、華人および西側民主社会の人々約1万人もロンドンの町に出て、ミャンマー当局の流血弾圧への抗議デモを行った。

抗議者らは頭に赤いバンダナをし、手に「安全理事会、今すぐに行動を」、「ミャンマーを自由に」、「アウンサンスーチーを解放せよ」「中国共産党はミャンマー軍事政権の黒幕だ」などのプラカードを持ち、ウェスト・ミンスター・ブリッジ、国会議事堂、ダウンニング・ストリートの総理府を通り、トラファルガー・スクエアまで行進した。

集会のスポークスマンはミャンマー当局の暴行を非難し、英政府、欧州連合に対して有効的な制裁手段を実行するよう呼びかけた。それと同時に、すべての発言者は、ミャンマー軍事政府による流血弾圧事件での中国政府の役割について言及した。流血弾圧が発生して十数日が経った現在までに、国連安保理のミャンマー軍事政府への非難制裁が、2度にわたりる中国およびロシアの否決で通過できなかった。発言者らは中国政府に対して、国連安保理の譴責決議案通過の阻止を止め、ミャンマーの民主化を促すよう強く求めた。

(大紀元)

(記者・何天成、翻訳/編集・余靜)