【大紀元日本5月17日】北京五輪前に法輪功への迫害停止を求める「グローバル人権聖火リレー」の報告会が5月16日、都内で開かれた。すでに欧米各国、五大陸にわたり、34カ国135カ所(5月20日現在)で引き継がれ、各地の政府関係者や各層から支持を受け、今年3月末からは中国国内でも賛同者がキャンペーンを展開している。37カ国目の引き継ぎとなる日本では、6月18日の東京を皮切りに、大阪や福岡など6カ所で引き継ぎのイベントが行われる。
報告会は、法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)が主催。人権聖火の日本到着を1カ月後に控えたもの。
会の冒頭、中国四川省で発生した大地震の犠牲者へ哀悼の意が事務局から発表された。
CIPFGアジア調査団副団長の安東幹氏は、人権聖火の意義と経緯を説明し、政治家から民間まで賛同者を得ていることを紹介した。
各国での引き継ぎ式の映像が流され、各国要人や著名人などが参加したことが紹介された。
日本でも、人権聖火への賛同を示す個人や団体が増え、会場にはビルマの人権団体が貸し出した難民キャンプの生活を描いたパネルや、チベット人同様、中国で深刻な人権侵害を受けているウイグル人の旗が展示された。
また、法輪功への迫害停止を求める「世界100万人署名」については、5月15日現在、世界で47万9484名、日本では4万1712名に達し、事務局からは「目標の半分だが、何とか達成したい」と協力を呼びかけた。
会場には、各紙記者のほか、人権聖火に賛同を示す人々も参加した。都内で飲食店を経営するミュージシャンの江村晴哉さん(41)は、「中国の人権侵害を知りながら、何もしないのは情けない、音楽を通して、ミュージシャン仲間と連帯し、ライブ会場や店のお客さんなどに、このことを伝えていきたい」と抱負を語った。
人権聖火は、6月17日に日本に到着。同月18日の東京・代々木公園(午後零時)を皮切りに、21日に長野・南千歳町公園(同)、22日に大阪・中之島公園(午後1時)、25日に名古屋・栄広場(同)、28日に広島・平和公園(午後零時)、29日に福岡・福岡中央公園の6カ所でイベントが行われる。
また、これに先立ち、5月31日午後2時に東京・駒込で「人権聖火リレー・プレフォーラム」が開かれる。詳細は、CIPFG日本事務局 山川まで(携帯090-9460-1241)か、同サイト(http://www.humanrightstorch.org/jp/information/h12234.html)まで。
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