【大紀元日本9月8日】法輪功迫害真相調査連盟(略称・CIPFG)広島事務局の関係者は9月1日、広島県知事、県議会議長、広島市長宛てに中国での法輪功人権弾圧の中止を求める署名リストと請願書を提出した。
CIPFGは今年1月から、中国当局による法輪功弾圧を北京五輪までに中止させるため、「全世界百万人署名運動」を発起した。8月末までに、計135万人分の署名が集り、うち、日本では10万人以上、広島地区では1万6千人分の署名が集った。日本事務局によると、国連や、国際オリンピック委員会にはすでに署名リストおよび請願書を提出し、8月20日から、順次日本の各地方自治体に提出していく予定だという。
関係者は「北京五輪はすでに終わったが、法輪功への弾圧は依然続いている。今回の署名リストと請願書の提出によって、国際社会のより多くの人々が弾圧に関心を示し、弾圧を一刻も早く制止させるための支援を求めたい」と話した。
法輪功は中国伝統の気功修煉法であり、「真・善・忍」を中心理念としている。その顕著な健康増進効果により、中国国内で約7千万人の愛好者がいた、共産党員とその幹部も多く含まれているという。そのことを政権への脅威と受け止めた中国当局は様々の犯罪事実を捏造してその罪を法輪功に被せ、1999年7月から集団弾圧を始めた。
CIPFGは、世界各国の政府関係者、医師、弁護士など約3百人が06年に結成した、法輪功以外の人から成る独立組織。その主旨は、弾圧の実態を中国現地で調査し、その真相を明らかにし、9年間も続いた弾圧の停止を求めること。その入国調査の申請は中国当局に再三に却下されてきた。
広島市役所に請願書を手渡す(大紀元)
広島県議会事務局の責任者に請願書を手渡す(大紀元)
広島事務局の関係者(左)が同県国際交流課の責任者に請願書を手渡す(大紀元)
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