中共を解体させ、10年の法輪功迫害に終止符を

2009/07/21 更新: 2009/07/21

【大紀元日本7月21日】中国共産党による大規模で凄惨な法輪功(ファールンゴン)への迫害が始まった1999年7月20日から10年となる前日の19日、横浜で中共を解体し迫害の停止を訴える集会とパレードがおこなわれた。

パレードに先立っておこなわれた集会で、NPO法人日本法輪大法学会代表・鶴薗雅章氏が次のように述べた。

「法輪功は健康効果が非常に高く、多くの人々に受け入れられた。ところが1999年7月20日、当時の国家主席・江沢民の命令によって、文化大革命に匹敵するほどの大規模で凄惨な法輪功への迫害が始まった。その犠牲者は、現在確認されているだけで3287人に上っている。10年の間、中共の根も葉もない宣伝攻撃による誤解をとくため、私たちは常に平和的に真相を伝え続けてきた。2004年、大紀元社説『九評共産党』が出されて以来、今日までに5700万人が中共とその関連組織から脱退した。善悪には必ず報いがある以上、中共はまもなく崩壊する。善良な法輪功学習者の人権を守るよう日本政府へ呼びかける。このことは必ず日本国民に、すばらしい未来を残すだろう」

続いて、CIPFG(法輪功迫害真相調査連盟)アジア調査団副団長・安東幹氏は、次のように述べた。

「真善忍のため犠牲となった尊い命に、祈りを奉げたい。最近、共産主義の復活を求める風潮があるようだが、全く間違っている。法輪功迫害を停止させるには、中共を解体させるしかない。そして、真善忍に基づく法輪功を学ぶ人が、もっと増えることを願っている。私は日本人に向けて、自滅することが決まっている中共を弁護しないように、これからも説いて回るつもりだ」

CIPFGアジア調査団副団長・安東幹氏(大紀元)

パレードを先導するファールンダーファ天国楽団の勇壮なマーチが、夏空高く響き渡る。

楽団に続く横断幕には「中共を解体してこそ迫害を停止できる」の文字。

さらに、この10年の迫害によって亡くなった法輪功学習者の遺影が、パレード参加者の胸にしっかりと抱かれて進む。 

力強い演奏でパレードを先導する天国楽団(大紀元)

天国楽団に続く横断幕(大紀元)

迫害犠牲者の遺影をもつ少女(大紀元)

この日の横浜は気温30度で、薄曇りながら蒸し暑い天気だった。横浜市南区の蒔田公園を出発した約150人のパレードは、繁華街の伊勢崎町モールを抜けて大通り公園まで、約2時間半に及ぶパレードを汗だくになりながら力強く進んだ。

沿道の人々は、パレード参加者から中国の真相を伝える説明を受け、手渡された資料に見入っていた。

沿道の人々の注目を集めるパレード一行(大紀元)

奠(追悼の意)の標識の後に続く迫害犠牲者の遺影(大紀元)

(牧)

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