[ワシントン 18日 ロイター] – トランプ米大統領は18日、欧州連合(EU)当局者が来週の訪米で自動車関税を中心とした合意を模索するとの見方を示した。
大統領は記者団に対し、米国とEUの貿易では自動車関税が「大きな問題」だとし、欧州委員会のユンケル委員長との来週の会談ではこの問題を話し合うと明らかにした。
トランプ大統領は、EUが米国産自動車に10%の関税を課しているのは不公平と主張する。米国がEU車に課す関税は2.5%。ただ、ピックアップトラックについては25%の関税を適用している。
大統領は「米国は公平な合意が得られなければ大規模な報復措置を講じると表明している。措置の発動は望まないが、われわれには非常に大きな力がある」と述べた。
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