英ウェールズとマンチェスター、より厳しいコロナ制限措置導入へ

2020/10/19 更新: 2020/10/19

[ロンドン 19日 ロイター] – 新型コロナウイルスの感染が広がる英国で、ウェールズとマンチェスターで数日中により厳しい制限措置が導入される見通しとなっている。

18日発表の公式データによると、過去24時間の英国の新型コロナ新規感染者は1万6982人で、前日の1万6717人から増加した。

グレーターマンチェスターのバーナム市長は、南部の雇用を守るためイングランド北部を犠牲にしようとしているとして、ジョンソン首相が打ち出したコロナ新規制を批判。市長との対立が表面化しているジェンリック住宅相は、数日以内にロックダウン(都市封鎖)が導入される可能性に言及した。

ジェンリック住宅相は、地域の指導者との会合で、決断を下す必要性を強調した。

ジョンソン首相は、マンチェスターとの合意が不可能なら、地元の意志に反して最も厳しい第3段階の制限措置を導入する可能性を示唆している。

ジェンリック住宅相は、より厳しい制限措置についてマンチェスター側と19日に合意したいと述べた。新聞報道によると、影響を受ける企業向けで数千万ポンドの支援が検討されている。

ウェールズも19日にコロナ対策で追加措置を発表する見込み。

ウェールズ政府の報道官は、「新型コロナウイルスの急速な感染拡大に対応するため、これまでとは異なった措置や行動が必要とのコンセンサスが広がっている」と述べた。

Reuters
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