台湾外交部、WHO総会参加を支持した日本と国際社会に謝意

2021/06/03 更新: 2021/06/03

台湾外交部は6月1日、プレスリリースを通して、かつてない強い力で台湾のWHO総会参加を支持してきた国交樹立国および友好国の行政・立法機関、多国間議会組織と世界各界の友人に謝意を示した。

台湾外交部によると、中華民国と正式な外交関係を持つ14カ国は、WHO加盟国として提案、公開発言、WHO総会一般委員会(General Committee)での弁論などを通じて、台湾をWHO総会に招待するよう訴えた。

そのうえで、世界40カ国およびEUの行政関係者、世界100カ国あまりの国会議員は台湾に対する支持を公に表明していると付け加えた。日本では、菅義偉首相や加藤勝信官房長官、茂木敏充外相、さらに28都道府県の地方議員についても言及した。

台湾外交部は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)が猛威を振るう中、感染症対策における国際協力は「誰一人取り残すべきではない」とし、WHOは速やかに台湾を世界保健総会(WHA)のオブザーバーとして参加させ、WHOのいかなる会議やメカニズム、活動に完全なる形で参加させるよう呼びかけた。

第74回WHO総会は5月31日に閉幕した。台湾は今年も招かれていない。2009~16年まで、WHO総会にオブザーバーで参加していたが、2017年以降は中国からの反対で参加できていない。

(蘇文悦)

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