中印国境、印軍が中国人兵士200人を制止=報道

2021/10/09 更新: 2021/10/09

インドメディアは8日、中国軍とインド軍が国境地帯の係争地で再び衝突したと報じた。インド軍は、同国北東部アルナーチャル・プラデーシュ州の実効支配線付近で中国軍約200人の侵入を阻止した。印軍は、一部の中国人兵士を一時拘束したという。

インド誌「インディア・トゥデイ」電子版によると、先週、インド軍の部隊が通常のパトロール中、中国軍に遭遇し、双方が数時間対峙した。地元の軍司令官レベルで問題を解決した後、中国人兵士は釈放され、事態は収束したという。

インドメディア「アウトルック」は、今回の衝突は、中国チベット自治区に隣接するラダック地方で、両軍の間で17カ月間近く対立が続いている最中に起きたと指摘した。

インド北西部ラダック地方をめぐって、今後3~4日以内に、両軍司令官レベルの会談が行われる予定だ。

インドメディア「News18」は、中国人兵士200人はチベット自治区から派遣され、軍事戦略上重要な意味を持つアルナーチャル・プラデーシュ州タワング(Tawang)に侵入し、無人の掩体壕を破壊しようとしたと報じた。印軍は、数人の中国人兵士を一時拘束したという。

インドのジャイシャンカル外相は9月中旬、タジキスタン首都ドゥシャンベで中国の王毅外相と会談した。ジャイシャンカル外相は、両国関係を改善するには、中印国境沿いにある係争地からそれぞれの部隊を撤退させる必要があるとの認識を中国側に伝えた。

(翻訳編集・張哲)