北朝鮮の飛翔体、700キロ未満飛行 岸防衛相「敵基地攻撃能力も検討」

2022/01/11 更新: 2022/01/11

[東京 11日 ロイター] – 岸信夫防衛相は11日午前、北朝鮮がこの日発射した弾道ミサイルとみられる飛翔体について、飛行距離は通常軌道なら700キロ未満だったとの分析結果を明らかにした。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定している。

岸氏は「いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討し、防衛力の抜本的な強化に取り組む」と語った。電磁力で砲弾を高速発射し、極超音速兵器にも対応しうるレールガンの研究開発に来年度から本格的に取り組む考えも示した。

Reuters
関連特集: 北朝鮮特集