首相官邸は17日午前、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。ミサイルであれば、北朝鮮による発射は今年4回目となる。岸田首相は不測の事態に備え万全な態勢を取るよう指示した。
海上保安庁は「すでに落下したものとみられる」と発表した。航行中の船舶に対して、今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は、近づくことなく通報するよう呼びかけている。
岸信夫防衛相は「分析中であり防衛省に戻ってから確認する」と述べた。今回の発射理由は不明。
17日は日本の国会開会日にあたる。細野豪志・衆議院議員は北朝鮮のミサイル発射を受けて「今年は国家安全保障戦略(NSS)、防衛計画の大綱(大綱)、中期防衛力整備計画(中期防)の改訂の年。議論は待ったなしだ」と防衛能力の整備と強化の必要性を訴えた。
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