[ブリュッセル 17日 ロイター] – 欧州連合(EU)当局者は17日、同日開催されるウクライナ情勢を巡るEU臨時首脳会合について、ロシアに対する新たな制裁について具体的な協議は行われないとの見通しを示した。意見が割れているためという。
同当局者はウクライナ東部ドンバス地方の砲撃について「制裁の発動は政治的な判断だ。そうした協議にはまだ入らない。ドンバスの砲撃を注視している。テストや口実に使われる可能性があることを認識している」と述べた。
ウクライナ情勢を巡るEU臨時首脳会合はブリュッセルで1130GMT(日本時間午後8時半)から1時間にわたって開催される。ロシアのプーチン大統領と会談したフランスとドイツの首脳からの報告が中心になる見通しという。
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