[プシェミシル(ポーランド)/イサクチャ(ルーマニア) 12日 ロイター] – 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報告によると、11日時点でウクライナから国外に逃れた人の数は約260万人に達した。直近では避難民の数は減少しているが、女性や子供を中心に依然多くの人が国外に逃れており、周辺国の政府やボランティアが対応に追われている。
ポーランドの国境警備隊によると、11日に同国に到着した人の数は7万6200人で、前日から12%減少した。スロバキアに入国した人も同様に減少し、9581人だった。ルーマニアに到着した人は22%減少し、1万6348人だった。
UNHCRの報告によると、約260万の難民のうち、160万人がポーランドに逃れた。
難民の多くは仕事を見つけやすいウクライナ人コミュニティーがある都市に向かうことが多く、ポーランドの首都ワルシャワでは、今や人口の10%以上が難民になっているという。
これまで隣国が受け入れた難民は、ハンガリーが約23万人、ルーマニアが約38万人、スロバキアが約18万5000人となっている。
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