[台北 15日 ロイター] – 台湾を訪れている米上院のロバート・メネンデス外交委員長は15日、蔡英文総統と会談し、テクノロジーの中心地である台湾は「世界的に重要な国」であり、その安全保障は世界全体に影響すると伝えた。
中国による台湾への圧力強化が懸念される中、台湾への支持を表明するためにメネンデス氏を含む米議会の超党派議員6人は訪台した。
会談は総統府で行われライブ配信された。
メネンデス氏は「台湾は世界の最先端半導体製品のうち90%を生産しており、世界的に重要で影響力のある国だ。そのため台湾の安全保障は世界に影響を与える」と述べた。
米議員団が訪台し、同氏が台湾を「国」と呼んだことに対し中国は猛反発するとみられる。
メネンデス氏は中国政府が「非常に不満」であることを承知しているが、台湾支援を思いとどまることはないと言明した。
米議員団はジョセフ・ウー外交部長(外相)、邱国正国防部長(国防省)とも会談する。
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