[ウェリントン 2日 ロイター] – 米国家安全保障会議(NSC)でインド太平洋調整官を務めるカート・キャンベル氏は2日、バイデン政権が太平洋島しょ国との外交関係を強化し、各国首脳を年内にホワイトハウスに招く方針だと明らかにした。
ニュージーランドのオークランドで開かれた経済界の会合にオンラインで参加し、米国はここ数十年にわたり大使派遣や外交的関与を行ってこなかった太平洋諸国との関係を強化すると表明。
国際開発庁(USAID)や米国際開発金融公社(DFC)と連携して地域のプロジェクトに資金を提供する方針なども示した。
また、太平洋諸島フォーラム(PIF)を通じた多国間での関与を深めるとし、フォーラムを支援するため人員を配置する考えを示した。
太平洋諸国との関与強化に加え、ニュージーランドやオーストラリア、日本、英国、フランスなどとの協力にも集中的に取り組むと述べた。
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