米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は中共ウイルス(新型コロナ)のワクチンについて、米国人は毎年の接種が必要になる可能性が高いとの見解を示した。
ブーラ氏は22日、米MSNBCの番組に出演し、ワクチン接種について最終的な判断は規制当局に委ねられるため「確実」とは言えないが「ほぼ確実だ」と発言した。製薬会社は「配列を変えるだけで」ブースター接種を「適応」させることができると述べ、「それがメッセンジャーRNA (mRNA)の良さだ」と付け加えた。
ブーラ氏は5月の世界経済フォーラムに出席した際には、mRNAに取り組む「バイオテクノロジーと大手製薬会社が相次いでいる」と述べ「今後mRNAで多くの進歩が見られるだろう」と予見した。「まずはmRNAを用いたインフルエンザワクチンや帯状疱疹ワクチン」に期待を寄せているという。
米疾病対策センター(CDC)は18日、ファイザーのワクチンの生後6カ月以上の子どもへの緊急使用を許可。バイデン大統領は同日、声明を発表し「新型コロナウイルスとの闘いにおいて非常に大きな一歩」と強調した。
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