[キーウ 24日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアの侵攻から1年を迎えた24日、国民にメッセージを送り、反攻への決意を表明した。
15分間のビデオ演説で「1年前のこの日、朝の7時頃に同じ場所から67秒の短い声明でみなさんに語りかけた」とし「われわれは強くどんなことにも対処可能で、(敵を)全てを撃退するという声明で2022年2月24日は始まった。われわれの人生で最も長い1日で、最近では最も困難な日だった」と振り返った。
欧米当局はロシアとウクライナ両軍の死傷者が10万人を超えたとみている。民間人も数万人が死亡し、数百万人が避難を余儀なくされている。
ゼレンスキー氏は、ウクライナ国民のほぼ全員の携帯電話に二度とつながらない連絡先が少なくとも一つはあると述べ、犠牲者を悼んだ。
「われわれは一人一人が貢献するチームになった」と語り、国民を称賛した。
22年は回復力、勇気、痛み、団結の年だったとし「われわれは生き残った。敗れていない。そして今年も勝つために全力を尽くす」と強調した。
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