[広島 21日 ロイター] – スナク英首相は21日、中国は世界の安全保障と繁栄において最大の課題であるが、主要国は中国との分断を進めるべきでないとの考えを示した。
スナク氏は主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)後に記者団に「中国はわれわれの時代において、世界の安全保障と繁栄における最大のチャレンジだ。国内で権威主義を強め、国外では主張を強めている」と指摘。英国と他のG7諸国は、中国がもたらす課題に対して共通のアプローチで対応すると説明した。
「これはデリスキングのためのものであり、デカップリング(分断)のためのものではない」とし「中国が経済的強要により主権問題に干渉することを防ぐための措置を他のG7諸国と講じている」と説明した。
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