[チューリッヒ 31日 ロイター] – スイスの大手銀行UBSに救済買収されるクレディ・スイスは毎週数百人が退職していると2人の関係筋が31日明らかにした。
将来への不安から安全な雇用を求めて同業他社へ移ろうとしているという。
関係者の1人は1週間に約200人の退職者が出ていると語った。スイス紙ブリックは世界中で毎日約150人が退職していると報じている。
クレディ・スイスは4月、従業員の減少率が昨年より高くなっていると指摘した。2022年末時点で5万0480人としていたフルタイムの従業員が第1・四半期末に4万8000人強に減少したと明らかにした。
チューリッヒのクレディ・スイスの従業員は同行が流動的な状況にあり、投資銀行部門で最も多くのスタッフが離職していると語った。
UBSは約1万7000人の従業員を抱えるクレディ・スイスの投資銀行部門を閉鎖する意向を示している。
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