[オタワ 23日 ロイター] – カナダ外務省は23日、中国が関与する世論操作活動「スパムフラージュ」を検知したと発表した。自動投稿プログラム「ボット」を使ってトルドー首相や議員のソーシャルメディアアカウントに偽情報やプロパガンダが投稿されていたという。
同省によると、8月から9月にかけて数十人の議員を標的にアカウントの乗っ取りなどにより、犯罪や倫理違反に関する大量のメッセージが投稿された。
ハワイの山火事が米軍の秘密「気象兵器」によるものだという主張や、ディープフェイク動画なども含まれていたという。
議員らのフェイスブックとX(旧ツイッター)のアカウントに英語とフランス語で投稿され、政府は両社と協力してボットネットワークの削除を行った。
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