米カリフォルニア州で今月、意識不明の状態で発見された身元不明のアジア人男性について、在ロサンゼルス日本領事館は、男性が日本国籍であると確認した。男性は13日に亡くなったという。領事館職員が本紙取材に答えた。
現地保健当局によると、男性は9日、ロサンゼルスの海岸に近いサンペドロの住宅街で外傷性脳損傷を負った状態で発見され、ハーバーUCLAメディカルセンターに搬送されていた。負傷の原因は公表されていない。
男性の家族との連絡について、日本領事館は「必要な支援を行っている」と述べた。
男性は身元特定につながる情報がなかったことから、地元当局が治療中の男性の顔写真を公開し、情報提供を求めていた。所持品は黒いリュックサックと財布で、日本の通貨が入っていたという。20代半ばで、身長は178センチ、体重は72キロと報告されていた。
体格や年齢が似ていることから、ネットでは、日本で旅行中に行方不明になった韓国人男性ではないかとの情報が出回っていた。朝鮮日報によれば、指紋照合から韓国人男性ではないことが判明していた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。