Mike Stone
[10日 ロイター] – 米防衛大手ノースロップ・グラマンが開発する米空軍の第6世代戦略爆撃機「B21レイダー(Raider)」が10日に初飛行を行った。
ロイター記者によると、B21はカリフォルニア州パームデールの空軍工場にあるノースロップの施設を10日早朝に出発した。空軍幹部は初飛行を公表していなかったが、工場周辺には約30人の航空ファンやアマチュア写真家が見学に集まった。
B21は通常兵器と核兵器の双方を搭載可能で、長距離飛行や空中給油の能力を用いて世界中で運用できる。ステルス性も備えている。
空軍は少なくとも100機を調達し、B1、B2爆撃機の置き換えを進める計画。
空軍報道官は「B21レイダーは飛行試験中だ」と述べた。
空軍によると、2020年代半ばにエルスワース空軍基地への納入が予定されている。
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