高市総理訪米まで 在日米軍訓練「ビバリー・ミッドナイト2026」実施

2026/03/03 更新: 2026/03/03

令和8年(2026年)3月9日から19日にかけて、在日米軍による訓練「ビバリー・ミッドナイト2026」が実施される。本訓練は、19日にワシントンで予定されている高市総理の初訪米および日米首脳会談に向けて、まさにその時期を合わせるかたちで実施される。

日米首脳会談と連動する外交・安保上の意義

3月19日の日米首脳会談当日まで行われるこの広範な訓練は、非常に象徴的な意義を持つ。高市首相は初の訪米となるこの会談で、東アジアの安全保障への継続的な関与を米国に働き掛け、日本の防衛力を抜本的に強化する意向を表明する予定である。3月末から予定されている米中首脳会談を前に、「揺るぎない日米同盟」を内外にアピールする狙いがあり、今回の訓練は日米の結束と即応体制をまさに実地で示すものと言える。

訓練の目的と各基地での実施内容

本訓練の主な目的は、第5空軍司令部およびその隷下部隊(第35戦闘航空団、第374空輸航空団、第18航空団)の相互運用性、指揮統制、および即応性の向上を図ることである。 国内の各施設・区域における具体的な訓練計画は以下の通りである。

  • 三沢基地・八戸航空基地: F-16戦闘機による飛行訓練。
  • 横田飛行場: C-130輸送機を用いた人員・物資の輸送計画。
  • 嘉手納飛行場・普天間飛行場: F-35A戦闘機等による飛行訓練。
  • 奥間レストセンター: HH-60ヘリコプター等による飛行訓練。

防衛省・関係機関の対応

広範囲での航空機運用が予定されていることから、防衛省本省および各地方防衛局(東北、北関東、沖縄)は、在日米軍司令部や各航空団に対し事前に対策を申し入れている。具体的には、騒音規制措置等を遵守して周辺住民への影響を最小限にとどめることや、飛行自粛の配慮を要する行事等の際には飛行を自粛するよう要請を行っている。

大紀元エポックタイムズジャパンの速報記者。主に軍事・防衛、安全保障関係を担当。その他、政治・経済・社会など幅広く執筆。
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