[ロンドン 24日 ロイター] – 英政府が減税や投資優遇措置を発表したのを受け、スナク首相率いる与党保守党の支持率が4%ポイント上がったことが、24日付の英タイムズ氏が報じたユーガブの世論調査結果で分かった。
ハント財務相は22日に行った秋の予算編成方針演説で、労働者向けの減税や企業に対する恒久的な投資優遇措置を発表した。来年に予想される選挙に向け、有権者にアピールする狙いがある。
演説後にユーガブが実施した調査では、保守党の支持率が1週間前の21%から25%に上がった。
もっとも保守党は依然として野党労働党に19%ポイントの差を付けられている。調査では、今回の予算によって自身と家族の暮らし向きが良くなると答えた割合が18%にとどまった。
財務相が発表した最低賃金の引き上げや、社会保障と公的年金を約束通り増やす措置については、過半数の回答者が支持すると答えた。
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