中国ネット世論から真実の提言 「中共の言うことは、全て逆に聞くべき」 

2023/12/06 更新: 2023/12/06

中国各地で今、発熱や肺炎をともなう呼吸器系の感染症が、まさしく爆発的に流行している。

北京をはじめとする各地の病院では、昼夜を問わず患者でごった返している。発熱外来や急診窓口には連日のように数千人が列をつくるなど、あまりにも多くの患者が殺到して、もはや「医療崩壊」といっても過言ではない状態である

そのような状況下であっても、中国共産党は、あからさまな嘘をつき、真実を隠蔽している。中国のあるネット世論は「中共の言うことは、全て逆に聞くべきだ」と、鋭く真実を突いた。

中共が「ない」と言えば、それは「確実にある」

中国の国家衛生健康委員会の米鋒報道官は2日、記者会見で「中国で子供を中心に流行している肺炎などの呼吸器疾患は、既知の病原体によるものである。新たなウイルスや細菌による感染症は見つかっていない」と強調した。

この衛生当局の主張をめぐり、ネット上では「去年もそう言っていたじゃないか」「中共当局の言うことは、なんでも『逆に』聞かないといけない。つまり彼らが、新たなウイルスは見つかっていないと言っているのなら(新たなウイルスが)見つかったんだよ」といった皮肉が殺到した。

また「現在、中国の病院では中共ウイルス(新型コロナ)の検査をしてくれない」とする指摘が多く上がっている。

常識的には理解し難いことだが「必要な検査をしない病院」というのが、今の中国にはある。

こうした病院の不作為とも言える対応に「検査しなければ、新型コロナは存在しないことにできるのか?」といった非難の声も寄せられている。また、こんな指摘もある。

「新型コロナの検査をしないために、コロナに感染していたとしても大事を取らず、油断することで突然死に至るかもしれない。ただの風邪だと思って早期のうちに注意を払わず、放置すれば白肺になるまで悪化してしまう。それでは助かるものも助からなくなり、非常に危険な結果をもたらすだろう」

先月26日、中共中央と関係をもつある人物は、エポックタイムズの記者に対して「中国共産党の党首が、深刻化する疫病流行の実情を報道しないよう指示した」と明かした。

さらに「(この疫病を)新型コロナと呼ばず、インフルエンザや他の名称で呼ぶこと。さらに、外国人が中国に来なくならないよう、外国メディアによる取材を許さない」という指示もあったという。

そのため、多くの病院で行われている検査項目には、なんと「新型コロナの項目がない」のである。中共の公式メディアも、ほとんど新型コロナに関する報道はしていない。

そのようななか「自分で検査した結果、新型コロナ陽性だった」と明かすネットユーザーも少なくない。

4年前、中共の隠蔽がパンデミックを起こした

中国の王毅外相は11月29日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で「最近、中国の一部地域では、児童の間でインフルエンザが集団発生している。しかし、これは多くの国においてもよくあることだ。中国ではすでに効果的に、押さえつけに成功している」として、各国からビジネスや観光客などの中国訪問を歓迎すると述べた。

中国系米国人の疫学者で米ハーバード大学の公衆衛生学教授をも務めるエリック・ファイグルーディン(Eric Feigl-Ding)博士は、自身のSNSで、「私は多くの内部情報を耳にしている。中国の政府当局は医師に対して『患者を検査するな。いかなる数字も報告するな』と命じているようだ。これは何だか、以前にも同じことがあったような懐かしい気がしてきたよ」と書いた。

今から4年前の2019年12月。中国・武漢から、世界を恐怖に落とし入れるほどの、恐るべき病原ウイルスが沸き起こった。新型コロナウイルス(中共ウイルス)である。

中共は(まさに現在のそれと同様の手口を使って)新型コロナの存在を完全に隠蔽した。

李文亮医師をはじめとする誠実な内部告発者の口を封じるとともに、デマを流したとしてこれを処罰し、報道などの情報封鎖を行ったのである。

しかし結果は、周知の通りである。世界中にパンデミックが広がり、無数の人が命を落とした。その影響は今なお続いている。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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