中共解体こそ長期的な平和と安定への鍵=聯華電子創業者

2024/01/12 更新: 2024/01/12

台湾選挙前夜の1月11日、香港の実業家・袁弓夷氏は記者会見で、中国共産党(中共)の解体が世界の問題解決のテーマであり、「中共を打倒しないと、何をやっても時間の無駄だ」と述べた。

台北市信民両岸研究協会は11日午前、中国語セルフメディアによる台湾選挙観戦団の記者会見を開いた。米国、カナダ、豪州、韓国などの国から16人のセルフメディア関係者が参加した。聯華電子(UMC・台湾の半導体製造ファウンドリ)創業者である曹興誠氏、企業家の洪三雄氏、国立政治大学の李有潭教授も出席した。

袁弓夷氏は記者会見で、このイベントのテーマは実は中共の解体だと表明した。

香港は「終わった」と述べ、台湾、米国、日本、韓国での問題がすべて中共によって引き起こされたと指摘した。袁氏によれば、「中共を滅ぼさない限り、この脅威が存在する限り、長期的な平和と安定はありえない」との見解を示している。

 袁弓夷氏は、「中共は国際犯罪組織だ。過去100年間毎日犯罪を犯してきた」と述べた。

さらに、中共を解体させるべきだと主張して、「中共がなければ、世界は平和になり、何の問題もなくなる。中共を解体させるためにどれだけのエネルギーと資源を投入しただろうか」と問いかけた。

彼は、中国のGDPは中共が宣伝するほど高くなく、中共国は芯から腐っていると述べた。 「中共を解体させなければ、何をやっても時間の無駄だ」

聯華電子の創設者である曹興誠氏は、中共の悪事を伝えてきた。同氏は中共の無頼の本性とその邪悪さを理解してもらい、よもに(永遠に)中共を滅ぼすべきだと語った。

「共産党は世界のすべての問題の根源であり、世界の癌に近い。中共を打倒しなければならない」と指摘した。

袁弓夷氏(75)は香港の有名な実業家。カシオの時計を製造し、香港企業として初めてナスダックに上場したテレアートを含め、9社以上の会社を所有している。

2019年の香港逃亡犯条例改正案反対デモ以降、袁氏は2020年に中国での事業をやめ、「中共政権にいかなる貢献もしたくない」と語った。公然と香港国家安全維持法に反対し、「自分が立ち上がった唯一の目的は、中共を滅ぼすことだ」と明言した。

蕭律生
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