日・チェコ外相会談 定期航空路の開設に向けた協定を結び

2024/03/01 更新: 2024/03/01

2月29日、東京において、上川陽子外相は、訪日中のヤン・リパフスキー・チェコ共和国外相と会談を行った。定期航空路の開設に向けた「日・チェコ航空協定」に署名した。

上川氏はチェコが「インド太平洋戦略」を策定し、この地域への関与を深めていることを高く評価した。リパフスキー氏は、近年様々なレベル・分野で対話が活発化し、関係が強化されていることを歓迎し、投資や観光分野を含む経済面での協力強化に期待していると述べた。

会談後、両外相は「航空業務に関する日本国とチェコ共和国との間の協定(日・チェコ航空協定)」に署名した。これによって、両国間の人的交流及び経済交流が一層促進されることが期待される。

両外相は、ウクライナやインド太平洋の地域情勢についても意見交換した。ウクライナ支援、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革を含む国際場裡での協力等を含め、緊密に連携していくことで一致した。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
関連特集: 外交