台湾大地震、海上自衛隊がP-3Cで情報収集

2024/04/03 更新: 2024/04/03

3日朝に台湾東部で発生した大地震を受けて、海上自衛隊は午前9時頃、沖縄に配備されたP-3C対潜哨戒機を飛行させ、上空から被害情報の収集を行なっている。地震の影響で沖縄にも津波警報が発布され、住民の避難が行われた。

3日午前7時58分頃、台湾東部の花蓮県沖で最大震度6強の強い地震が発生した。地震の強さを表すマグニチュードは7.2と推定され、震源の深さは15.5キロメートルだった。台湾高速鉄道は全線で運転見合わせとなったが、列車の損傷や乗客の負傷事故は報告されていない。

大地震後、台湾の原子力規制当局である核能安全委員会は声明を出し、全ての原子力発電所が正常に稼動していると発表した。

核能安全委員会は声明で、全ての原子力発電所は影響を受けずに運転を継続していると発表。今後も地震の状況を厳に監視し、発電所の安全管理に努めるとした。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
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