ロサンゼルス15日(現地時間)、中国共産党がこの100年間に行ってきた迫害に関する展覧会が開催された。
この日、アジア系住民が6割以上を占める米ロサンゼルス郊外、モントレーパークで開催された「中共百年暴行展」と名付けられた同展示会では、異見者や宗教団体に対して行われた中共による迫害について写真付きパネルなどで紹介された。
イベントを主催した中国民主党は、「中国共産党は一刻も早く解体されるべき」と考え、「自分たちには、より多くの人たちを、目覚めさせる責任と義務がある」としている。
NTD新唐人テレビの取材に応じたイベント責任者の陳娟(ちんえん)さんは次のように語った。
「中国共産党は中国人民を騙した。最初、彼らは中国人民に『中国の民主化』を約束した。しかし、その約束は守られないばかりか、中共は中国人民を地獄に引きずり込んだ。そして、創立後100年の間に悪魔のような犯罪を犯してきた」
展覧会では、中共によって迫害され、生きたままに臓器を摘出された法輪功学習者を含む20以上の写真が展示され、その凄惨な迫害の様子に、会場を訪れた市民は驚きを隠せない。
「法輪功学習者は真、善、忍の原則に基づいていて、これはとても素晴らしいことだ。法輪功学習者は中国で多くの人を助けている、彼らの呼びかけで多くの人が覚醒した。私自身、呼び覚まされた1人である」と陳娟さんは述べた。
法曹界で働く張致君さんもNTDの取材に対し、「キリスト教徒や反体制派への迫害など、中国共産党の弾圧は世界中に広がっている」と話した。
この展覧会のために、ニューヨークから駆け付けた中国民主党の王軍涛・全国委員会主席は、「ここにある写真はどれも厳然たる事実だ。しかし、これでも中共による迫害の氷山の一角に過ぎない」「私たちはこのような華人の多い場所で、中共の暴政について人々に伝えていかないといけない。中共によって洗脳された人たちが、ここで教育を受けることを期待している」と語った。
この日、展示会を訪れて中共に対する認識を深めた多くの来場者が中国共産党を脱退する声明をした。
主催側は、「今後も内容をさらに充実させていき、定期的にこのような展覧会を開催したい。より多くの人たちが目を覚ませるよう、引き続き中共の悪事を暴露していくつもりだ」と決意を新たにした。
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