重慶市では6月以降、マンション管理費の値下げを求めるブームが巻き起こっている。
中国メディア「経済観察網」によると、ある大手管理会社が管轄する100を超える集合住宅に住む8割以上の所有者らが管理費値下げを求めており、同様の事態は市内の数百の団地やマンションでも起きている。
「カネがない! 管理費が高すぎる!」の怒涛の声を受け、値下げ要請に応じる管理会社が続出している。区分所有者たちは、「もし管理費を安くしないと、管理会社を変えてやる」などと強気の交渉をしているという。
中国では深刻な不動産不況のなか、電気、水道、ガス、食品などの生活コストは値上がりする一方だ。分譲マンションの管理費も年々右肩上がりの傾向にあるが、「支払った費用に見合うサービスが提供されていない」と不満を募らす住民も少なくないという。
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