俳優の高橋一生は23日、自身が初めて出演する台湾ドラマ『零日攻撃 ZERO DAY』の記者会見に出席した。同作は、差し迫った台湾海峡戦争を背景に、戦争の脅威の下で人間性や政治的駆け引きを繰り広げるという物語を展開する。
台湾の技術界の重鎮である曹興誠氏が初めてドラマに投資し、23日の記者会見に出席して支持を表明した。曹氏は台湾海峡危機に直面し最も重要なことは台湾の人々の認識と準備だと信じており、ドラマがその認識に与える影響を期待していると語った。
台湾の作品に初めて出演する高橋一生は、事前に十分な下調べをしたという。中国語、英語、日本語のセリフの切り替えに問題はなく、すべての経験が新鮮で、スタッフやライバル俳優たちにもこれまでにない新しさを感じたと語った。高橋が演じるのは台日ハーフで、台湾の女優リアン・ユーハンが演じるアナウンサーの元彼という役だ。2人は戦争の敏感な時期に再会を果たし、互いの真の目的を探り合う。
「零日攻擊ZERO DAY」は今年3月から撮影が開始され、11月末にクランクアップの予定。
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