総務省が20日に発表した8月1日現在の人口推計によると、日本の総人口は1億2385万人で、前年同月に比べ59万人(0.48%)減少している。減少傾向は依然として続いており、人口問題が深刻化していることが示されている。
2024年3月1日時点の確定値では、総人口は1億2400万3千人であり、前年同月に比べ56万5千人(0.45%)減少した。減少幅が拡大していることから、日本の人口問題がさらに悪化していることがうかがえる。
特に、15歳未満の子供の人口は1402万9千人で、前年同月比33万8千人(2.35%)減少している。これは少子化が進行していることを如実に示しており、今後の社会保障や労働力供給に大きな影響を与える可能性がある。
一方、15~64歳までの生産年齢人口は7374万人で、前年同月比27万4千人(0.37%)減少している。労働力世代の減少は、経済活動における労働力の確保に大きな課題をもたらすことが予想される。
また、65歳以上の高齢者人口は3623万3千人で、前年同月比4万8千人(0.13%)増加している。特に、75歳以上の人口は2038万9千人で、前年同月比71万4千人(3.63%)増加しており、超高齢社会の進行が続いていることが明白だ。
日本人の人口は1億2079万2千人で、前年同月比83万9千人(0.69%)減少している。外国人を含めた総人口の減少に加え、日本人自身の人口減少も顕著である。
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