中国四川省成都市で18日、空に「太陽が同時に7つ」も並ぶ奇妙な現象が観測された。撮影者によると、この現象は約1分後には消えたという。
(7つの太陽、2024年8月18日、四川省成都市)
空に太陽が同時にたくさん現れる現象は俗に、「幻日(げんじつ)」と呼ばれており、自然現象の1種とされるが、中国唐代の有名な予言者・李淳風は「王朝滅亡を告げる凶兆だ」と予言している。
四川省遂寧市でも先月26日「3つの太陽」が観測されており、昨年11月28日には内モンゴル、2022年には四川省や北京などでも「幻日」が目撃されている。
中国では近年、「幻日」や「赤い空」といった中国の古書では「王朝滅亡の予兆」とされる珍しい現象が相次いで観測されていることから、ネット上では「(近い将来)何か不吉なことが起こるのでは?」と不安の声が広がっている。
(四川省遂寧市で観測された「幻日」、2024年7月26日)
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