トランプ氏 イランの暗殺脅威 に「決して退かない」

2024/09/27 更新: 2024/09/27

米国の大統領選挙まで40日を切り、両陣営の選挙戦はますます激化している。9月25日、トランプ氏はノースカロライナ州での演説で、過去に遭遇した暗殺未遂事件について再度言及し、さらに米国の情報機関からの警告を明らかにした。それは「イランが、彼に対して真実かつ具体的な暗殺脅威を持っている」というものだった。

記者の陶明氏は「9月25日の演説で、トランプ氏はイランからの暗殺脅威に対して、決して退かないと強調した」と報じた。

米国の前大統領トランプ氏は、「我々の敵は、私がホワイトハウスに戻るのを何としても阻止したいと切望している。なぜなら、彼らは、私が米国を再び偉大にすることを知っているからだ。彼らはそれを見たくないのだ」と述べた。

前日、トランプ氏の選挙チームはプレスリリースを発表し、米国の情報機関からのブリーフィング(簡単な報告や事情の説明)を受けたことを確認した。その中で、トランプ氏が「イランの真実かつ具体的な暗殺脅威」に直面していると警告されていることが明らかになった。

情報当局者は、これらの持続的かつ計画的な攻撃が、ここ数か月でより深刻になっていると指摘している。また、法執行官は「トランプ氏の安全を確保し、選挙への干渉を防ぐために、部門横断的に調整を行っている」と述べた。

これらの情報の公開は、米国の大統領選挙が白熱化する中で行われ、トランプ氏は今週中に6回の選挙活動を予定しているという。

トランプ氏は最近、自身が設立したソーシャルメディアプラットフォーム「Truth Social」で、議会がシークレットサービスに対して、追加の資金を提供することを、一致して可決したことに感謝し、二党の投票で「反対票が一つもなかった」と指摘した。

最近の五つの世論調査の総合分析によると、トランプ氏の経済問題に対する支持率は、ハリス氏より6%高いものの、今年初めにバイデン大統領を12%上回っていた状況と比べると、その差は明らかに縮小している。

トランプ氏は経済問題においてハリス氏に圧力をかけようとしており、米国の産業を活性化させるために輸入関税やその他の手段を提案している。一方で、ハリス氏は、法人税率を28%に引き上げることを望んでいる。2017年にトランプ氏が前回大統領に就任した際、この税率は35%だったが、その後、彼は税率を引き下げる法案に署名した。

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