中国の「10・1連休」初日である1日、同国湖南省邵陽市の公安局トップ・李長躍局長は、国旗掲揚儀式の際に「部下によって近距離で射殺された」ニュースが華人圏のSNSに流れ、注目を集めた。
射殺した「部下」というのは、同公安局所属の特殊警察のチーム・サブ・リーダの段鵬(36)とされる。段は局長射殺後に、銃を自分に向けて自殺を図ったという。
ネット上で炎上する「公安局長射殺」の噂について、当局による公式発表はまだなく、噂の真偽の確認はとれていない。
しかし、関連トピックスはその日のうちに中国のネット上で封殺に遭っており、射殺を行ったとされる「段」を宣伝していた複数の中国メディアによる過去の報道も全て削除されている。公開資料によると、段はかつて複数の「優秀警察」の称号を獲得している現地の有名人だった。
関連ニュースを転載した著名な調査ジャーナリストである趙蘭健氏は、「警官の死は小さな事件だが、あまりに象徴的である。この事件は歴史的なエポックメイキングとなるだろう」と評した。
(趙蘭健氏による投稿)
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